• 哲学・思想
  • 政治・法律
  • 心理
  • 世界史
  • 経済
  • 教育
  • 日本史
  • 経営
  • 保育
  • 社会福祉
  • 社会
  • 評論・自伝
  • 自然科学
  • 児童書
  • 文学・言語
  • 資格・実用

新自由主義に揺れるグローバル・サウス いま世界をどうみるか

新自由主義に揺れるグローバル・サウス

アジア、アフリカ、そしてラテンアメリカ……激変しつつある世界の最前線、その全貌。

著者 藤田 和子 編著
松下 冽 編著
ジャンル 政治・法律
出版年月日 2012年10月20日
ISBN 9784623063956
判型・ページ数 A5・408ページ
定価 本体5,000円+税
在庫 在庫あり
ショッピングカートに入れる
書評投稿はこちら
この本に関するお問い合わせ、感想
  • 内容説明
  • 目次

新自由主義はどのように世界を席巻しているのか。とりわけ、アジア、アフリカ、ラテンアメリカを中心とする「グローバル・サウス」では何が起こっているのか。本書は、多様な文化とアイデンティティをもつ人々が生活し、交流する多層な場としてのリージョナル、ナショナル、ローカルな社会経済空間という視点から、様々な分野の研究者が、「いま世界をどう見るか」を論じる。「アジア・アフリカ研究所」50周年記念出版。

はじめに

序 章 グローバル・サウスを見るひとつの視点(松下 冽)
 1 グローバル・サウスの異議申し立て
 2 グローバル化と国家変容
 3 ガヴァメントからガヴァナンスへ
 4 ローカル・ガヴァナンス改革と「参加型」市民社会


 第Ⅰ部 グローバリズムとリージョナリズムの交差

第1章 自由主義帝国の過去と現在(竹内幸雄)
    ——イラク戦争に関連して
 1 帝国,帝国主義,覇権,海外干渉
 2 自由主義帝国の現代
 3 イギリス自由主義帝国と近代——19世紀,自由主義,自由貿易
 4 「自由主義帝国」論争の背景

第2章 アメリカの対外経済関係とNAFTA(所 康弘)
 1 アメリカの対外経済政策
 2 アメリカの国際分業構造とNAFTA
 3 アメリカ経済の空洞化・NAFTA化

第3章 欧州通貨統合と旧フランス領アフリカ植民地の包摂(藤田 憲)
    ——フランス銀行による「リスクの集中管理」政策との関連において
 1 フラン圏は,世界に例を見ない通貨・経済・文化圏か
 2 「貿易圏」としてのフラン圏から「通貨圏」としてのフラン圏へ
 3 調整技術委員会によるフラン圏域内信用通貨情勢の捕捉
 4 「フラン圏の欧州化」をめぐって

第4章 ASEAN諸国における国家—社会関係(太田和宏)
    ——新自由主義下の展開をふまえて
 1 自由化と民主化のインパクト
 2 インドネシア——社会勢力の主導権争い
 3 タイ——伝統か革新か
 4 マレーシア——国家の管理から社会の主導へ
 5 フィリピン——民主化と伝統政治構造
 6 変化の胎動

第5章 グローバル化と中国の「社会主義市場経済」(藤田和子)
    ——中国は「社会主義市場経済」をどうとらえているか
 1 GDP大国の光と影
 2 生産関係の改造か,生産力の発展か
 3 「社会主義市場経済」は何を意味するのか
 4 『社会主義市場経済概論』を分析する
 5 中国の市場経済移行を考える

第6章 グローバル・サウスにおけるガヴァナンス構築(松下 冽) 
    ——民主主義と社会運動の視点から
 1 グローバル・サウスの社会運動
 2 応答的なガヴァナンス空間の創出・構築
 3 対抗ヘゲモニーと重層的ガヴァナンス構築に向けて


 第Ⅱ部 新自由主義的グローバリゼーションとグローバル・サウス

第7章 変貌するラテンアメリカ(河合恒生)
    ——21世紀の中南米統合に向けて
 1 リビエラ・マヤ首脳会議
 2 同盟を強化するラテンアメリカ諸国
 3 変貌するラテンアメリカ——その背景
 4 アメリカ「帝国」の夢よ,もう一度

第8章 ベネズエラのチャベス運動における四大潮流と二大社会計画(スティーブ・エルナー)
 1 「チャビスモ」の4つの潮流
 2 社会計画に関する「チャビスモ」内の諸視点の衝突

第9章 ブラジル左派政権下の地域開発(山崎圭一)
    ——大豆・石油依存の成長から内発的発展へ
 1 メゾ・レベルへの着目
 2 行政の質の向上
 3 経済政策
 4 内発的発展へ

第10章 メキシコとサハラ以南のアフリカにおける構造改革(フェルナンド・レジョ) 
    ——グローバル化の痛み
 1 構造転換について
 2 メキシコにおける構造転換の成功に対する制約
 3 サハラ以南のアフリカにおける構造転換

第11章「ジャスミン革命」とアラブ世界(福田邦夫)
 1 ジャスミンは咲いたが
 2 アラブ社会主義——エジプト
 3 チュニジア
 4 リビアに春が訪れたか
 5 市場経済という罠

第12章 カナダとアフリカにおけるグローバル市民社会(木田 剛)
   ——新たな南北関係の構築の可能性
 1 「恫喝訴訟」
 2 多国籍企業とアフリカ——『暗黒のカナダ』の記述
 3 企業側の反論とその検証
 4 『暗黒のカナダ』の市民社会論的意義
 5 グローバル市民社会の課題

第13章 中国のアフリカ援助(李 恩民)
   ——20世紀の実績と21世紀の課題
 1 「南々協力」としての援助
 2 1956〜78年の対アフリカ援助——戦略援助が中心
 3 1979〜99年の対アフリカ援助——経済援助が中心
 4 2000年以降の対アフリカ援助——ウィン・ウィン関係を求めて
 5 中国にとっての課題

第14章 韓米FTAにおける経済外的要因(金 光旭)
   ——新自由主義との融合
 1 地域貿易協定と国際関係
 2 自由貿易協定と経済外的要因
 3 韓米FTAの締結
 4 新自由主義との融和
 5 安全保障のディレンマ——特殊な関係から普通の関係へ
 6 同盟強化を省みて

第15章 フィリピンの民主化と地方分権(福島浩治)
   ——グローバリズムと利益誘導政治を超えて
 1 地方分権の射程
 2 フィリピン民主化以降の地方分権化
 3 新自由主義経済と再配分システムの再設計
 4 グローバリズムと利益誘導政治を超えて

第16章 アメリカ領グアムにおける未完の脱植民地化(長島怜央)
    ——チャモロ・ナショナリストによる自己決定と主権の追求
 1 未完の脱植民地化
 2 政治的・経済的自立の諸問題
 3 非自治地域における先住民の自己決定の追求
 4 先住民ネイションにとっての主権
 5 チャモロ・ナショナリズムの現在


 第Ⅲ部 新たな時代に向けて

第17章 南ア,イラク,ネパール民主化における憲法制定の課題(アンドリュー・アラート)
 1 ポストソヴリン憲法制定とは
 2 新しい憲法制定方式の諸要素
 3 新方式における正当性や正当化の可能性
 4 正当性と新しいプロセス開始

第18章 世界金融経済危機と発展途上国間通貨金融協力(吉川久治)
 1 問題の所在
 2 サブプライム住宅ローン証券化の破綻
 3 発展途上国を取り巻く国際情勢の悪化
 4 地域通貨金融協力の進展
 5 ドル管理体制からの脱却

第19章 〈帝国〉から地球人手当のある世界市場社会へ(岡野内 正)
    ——所得不平等のグローバル化を問う
 1 アウシュヴィッツは続いている
 2 経済成長神話を越える
 3 意思疎通不全への抵抗
 4 意思疎通の力で所有関係を変える
 5 地球を返せ!

第20章 戦後日韓関係と市民社会の課題(文 京洙)
    ——100年の葛藤を超えて
 1 埋まらない歴史意識の溝
 2 日韓会談——戦後日韓関係の不幸な起点
 3 日韓の新たな出会い——“文化”をめぐる相克の時代
 4 グローバル化と相互認識の錯綜
 5 日韓市民社会の課題

人名索引
事項索引

関連書籍

PAGE TOP

  • テキスト採用をお考えの方へ
  • 補助教材
  • 書店様へ
  • おすすめ児童書
  • 今週のおすすめ
  • 究 定期購読
  • 発達 購読のご案内

お知らせ

RSS
もっと見る
  • 新刊一覧
  • シリーズ一覧
  • 近刊一覧
  • 重版一覧
  • 受賞一覧
  • カートを見る

会社概要

株式会社 ミネルヴァ書房

- 学術図書出版 -

【本社】
京都市山科区日ノ岡堤谷町1

アクセスマップ

(代表) Tel. 075-581-5191
  Fax.075-581-8379
(営業) Tel. 075-581-0296
  Fax.075-581-0589

【東京】
東京都千代田区神田小川町2-4-17
大宮第1ビル6階

アクセスマップ

Tel. 03-3296-1615

Fax. 03-3296-1620