はじめての相談援助実習
本書は、学生が自身の学びを個別化できるように構成されている。ソーシャルワーク実践に必要とされるジェネリックな実践基盤の形成と個別特性の開発に役立つ一冊。
[ここがポイント]
◎ 学習者が実習を通して得られた課題に自分自身に引きつけながら取り組めるように配慮された構成
◎ 実習で体験すると考えられる様々な事例をソーシャルワーカーらしい思考を基に考察できる内容
第1章 相談援助とは
1 相談援助を学び実践するために
2 基本となる利用者の理解と尊厳
第2章 実習先を決めるまで――実習先を決めよう
1 実習希望先を選ぶ
2 実習施設・機関の特徴
3 社会福祉に関わる専門職資格
4 あなたの希望を明確にしよう
第3章 実習の前に考えること・学ぶこと
1 何のために実習するのか
――日々の学生生活から「社会福祉」を考える
2 実習で求められる基本的態度
3 実習先について調べる
4 実習を有意義に過ごすために
――実習手続きや実習課題の設定・記録の書き方
5 事例にみる事前学習による学生の気づき
第4章 実習に向けて考えるべきこと・実習を通して深めるべきこと
1 事前学習と実習との「連続性」を意識化すること
2 実習体験を「次」に繫げるためにすべきこと
3 実習を終えて自分を振り返る
第5章 実習を終えて考えるべきこと・今後の学びにつなげること
1 実習が終わったら
2 実習後の学び方
3 実習後の実習成果の報告と分かち合い
――仲間とともに
第6章 次のステップに向けて
1 実習の学びを活かす
2 実習で職業人としての基礎的職業能力を培う
3 実習の学びを発展させ専門職を目指す
おわりに
巻末資料
索 引