EU法
最も定評あるEU法の体系的概説書
現在、ドイツにおける最も定評あるEU法の概説書。リスボン条約による改正を反映した最新版。近年の著しいEU立法・判例の発展の最新情報を含む。理論的・実務的にEU法にかかわる読者にとって、最も利用価値ある書。TPPや日中韓FTA等わが国の直面する問題にも示唆を与える。(原著:EUROPARECHT,14Th,Beck,2012)
[ここがポイント]
・ドイツにおける最もオーソドックスなEU概説書の翻訳。
・各国法との関連や重要判例の要旨も把握可能。
・憲法、行政法、環境法研究者には特に有用。
訳者まえがき
凡 例
略 語 表
文献・ウェブサイト案内
第Ⅰ部 EU法総論
第1章 欧州諸共同体とEUの発展
第2章 EUの法的性質
第3章 EUと加盟国の関係
第4章 EUの統治機構
第5章 EU法の法源
第6章 EUの司法制度
第7章 EU法と国内法
第8章 EU財政法
第9章 EU市民籍
第Ⅱ部 EU域内市場法
第10章 EUの経済体制と域内市場の実現
第11章 市場移動の自由
第12章 物の移動の自由
第13章 人の移動の自由
第14章 サーヴィス取引の自由
第15章 資本・支払手段の移動の自由
第16章 法の収斂
第17章 自由安全法治圏
第18章 農 業
第19章 競争法
第Ⅲ部 EU政策法
第20章 経済通貨政策——経済通貨同盟
第21章 環境政策
第22章 社会政策
第23章 その他の政策分野
第Ⅳ部 EU対外関係法
第24章 EUの対外的行為
第25章 共同外交安全保障政策
事項索引
法令・条約索引
判例索引