見えてくる子どもの世界 ビデオ記録を通して保育の魅力を探る
その日の保育を振り返り、記録し、反芻して考えるという省察を日々繰り返す保育者。ビデオを通した振り返りによって、「本当はそこで何が起きていたのか」「子どもの行為や姿の裏にある気持ち」が見えてきます。そこから、子どもの、そして保育の奥深さや保育者の専門性について改めて考えさせられることでしょう。園内研修、ビデオ・カンファレンスを深めたい現場の先生や研究者にお薦めの一冊。
〔ここがポイント〕
・ビデオカンファレンスの方法と実際がわかる
・「子どもを見る」ということについて考えさせるような、具体的な事例を豊富に掲載
プロローグ なぜビデオ記録を用いるようになったか
Ⅰ 映像で保育を振り返る
Chapter 1 保育の振り返りにおけるビデオの有効性
Chapter 2 映像のいろいろな見方と解釈の変化
Chapter 3 「撮られる」立場と「撮る」立場から
Chapter 4 保育のビデオを撮影する時に考えること
Ⅱ 子ども理解を深めるためのビデオカンファレンスの実際
Chapter 5 ビデオカンファレンスの実際
Chapter 6 ビデオカンファレンスを行うための準備と基礎知識
Chapter 7 「ビデオカンファレンス」が充実した話し合いになるために
エピローグ ビデオを通して、子どもに学ぶ
あとがき