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金子堅太郎 槍を立てて登城する人物になる

金子堅太郎

近代日本の発展を世界に広報し続けた「国際人」の生涯を描き出す。

著者 松村 正義
ジャンル 日本史
政治・法律
評論・自伝
シリーズ 評論・自伝 > ミネルヴァ日本評伝選
出版年月日 2014年01月10日
ISBN 9784623069620
判型・ページ数 4-6・316ページ
定価 定価3,850円(本体3,500円+税)
在庫 在庫あり
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  • 内容説明
  • 目次

金子堅太郎(1853~1942)官僚、政治家。

明治・大正・昭和を通じて、官僚、政治家として国際的な活躍を見せた金子堅太郎。その本領は一体何だったのか。法律家、経済政策通、遊説家、国際交流人、歴史家など様々な功績を振り返りながら、近代日本の発展を世界に広報し続けた「国際人」としての姿を描き出す。

[ここがポイント]
◎ 豊富な資料や写真をもとに、その生涯を丁寧に描く。
◎ 金子堅太郎の初めての評伝。

はじめに——その多才な人物の本領は何だったのか

第一章 生い立ちから米国留学まで
 1 「槍を立てて登城する人物になる」
 2 米国留学へ
 3 ハーバード大学での日々
 4 二、三の留学エピソード
 5 「太平洋に“浮かぶ宮殿”」に帰る
 6 再び東京へ

第二章 明治憲法の起草に参画
 1 保守的政治理論を紹介した著書『政治論略』
 2 伊藤博文の秘書官に
 3 憲法の草案作りと発布

第三章 欧米諸国へ議院制度の調査旅行
 1 帝国議会の開会までに
 2 世界旅行の始まり
 3 初めてのヨーロッパ
 4 しばしロシアの大地に踏み入って
 5 イタリアで省察した海外広報への所信
 6 イギリス議会での調査収穫
 7 T・ルーズベルトとの出会いの真相
 8 日本法律学校の初代校長に就任

第四章 「条約改正」とジュネーヴ国際公法会議
 1 日本人で初の国際公法会議準会員
 2 新しい学問・経済学を研究せよ
 3 ジュネーヴ国際公法会議
 4 インド洋を経て帰国

第五章 日清戦争と閣僚への道
 1 日清戦争を奇貨として
 2 念願の司法大臣に
 3 米友協会の誕生

第六章 日露戦争と米国遊説
 1 伊藤博文の密命「アメリカを取り逃がすな」
 2 武士道とアンダードッグ観の広報活動
 3 「余は日本の為めに周旋の労を執るを辞せざるべし」

第七章 ポーツマス講和会議と“影の全権委員”
 1 「連鎖ノ任」に就く
 2 金子に知らされなかったロシア皇帝の譲歩
 3 桂・ハリマン覚書の破棄と高平・ルート協定の締結
 4 伊藤博文の暗殺事件

第八章 日米協会初代会長と枢密顧問官
 1 米友協会から日米協会へ
 2 深刻化する日本移民問題と度重なる不運事
 3 枢密顧問官として活動

第九章 日本近代史の編修者
 1 歴史家として素質
 2 『維新史』と『明治天皇紀』
 3 伝記の記述方法に思案する
 4 明治天皇聖徳記念絵画館の建設

第十章 太平洋戦争の勃発と金子の死去
 1 1941年12月上旬の金子『日記』
 2 ニューヨーク・タイムス紙の追悼記事

主要参考文献
あとがき——“国際人”金子堅太郎の嚆矢的な評伝として
金子堅太郎略年譜
人名索引

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