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石井桃子の翻訳はなぜ子どもをひきつけるのか 「声を訳す」文体の秘密

石井桃子の翻訳はなぜ子どもをひきつけるのか

『クマのプーさん』『ちいさいおうち』『ピーターラビットのおはなし』 子どものころ夢中になったのはみな石井桃子訳だった。

著者 竹内 美紀
ジャンル 文学・言語
出版年月日 2014年04月20日
ISBN 9784623070145
判型・ページ数 A5・338ページ
定価 本体4,200円+税
在庫 在庫あり
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著者は石井が〈子どもの読みは大人の読みと違う〉と考えていた事実に注目し、現場の子どもたちが実際に読書する様子から学ぶという姿勢で研究を重ね、石井の翻訳と読書現場での〈子どもの読み〉との関係を丁寧に検証し、説得力あることばで論述している。本書は石井桃子の翻訳研究を通して、児童文学の翻訳の理想形をあぶりだした児童文学翻訳論に及んだ力作である。

[ここがポイント]
◎ 子どもの本にかかわるすべての人に読んでほしい一冊
◎ 日本語“ことば”への関心が高まる
◎ 石井桃子の評伝として読んでもおもしろい

序 章 「声を訳す」とは
 1 石井桃子研究の意義
 2 翻訳者研究という視点
 3 石井桃子の生涯と訳業
 4 子ども読者と「声」について
 5 本書の構成

 第Ⅰ部 石井翻訳の原点と「声」
第1章 『クマのプーさん』改訳比較にみる石井のこだわり
 1 『クマのプーさん』の改訳史
 2 変えられたもの
 3 変えられなかったもの

第2章 『クマのプーさん』英日比較にみる石井らしさ
 1 『クマのプーさん』作品の本質
 2 言葉遊びとくり返し
 3 日本語の特徴を生かした訳の工夫
 4 読者寄りの訳

第3章 「岩波少年文庫」シリーズと物語の翻訳
 1 「岩波少年文庫」の創刊と選書基準
 2 「岩波少年文庫」の翻訳姿勢
 3 『ふくろ小路一番地』の翻訳分析

 第Ⅱ部 子ども読者と作品の「声」
第4章 翻訳絵本の形
 1 「岩波の子どもの本」シリーズと統一判型
 2 福音館書店「世界傑作絵本」シリーズと横判
 3 『シナの五にんきょうだい』の翻訳分析

第5章 子どもの読みと絵本『ちいさいおうち』の翻訳
 1 子ども読者を意識した翻訳とは
 2 子どもは原作『ちいさいおうち』をどう読むか
 3 石井訳『ちいさいおうち』の翻訳分析

第6章 訳者の作品解釈とファンタジー『たのしい川べ』の翻訳
 1 原作と中野好夫の先行訳
 2 石井の旧訳『ヒキガエルの冒険』
 3 石井の新訳『たのしい川べ』

第7章 訳者の精読と短編『おひとよしのりゅう』の翻訳
 1 “reluctant” は「おひとよし」か
 2 主人公ドラゴンにとっての“reluctant”
 3 訳者石井にとっての“reluctant”
 4 作者グレアムにとっての“reluctant”

 第Ⅲ部 「語り」の文体の確立
第8章 幼年童話と昔話の法則
 1 「岩波の子どもの本」から幼年童話へ
 2 アトリー作「チム・ラビット」シリーズ
 3 アトリー作「こぎつねルーファス」シリーズ
 4 昔話に対するこだわり

第9章 ポターの「語り(“tale”)」の文体
 1 「ピーターラビット」シリーズ
 2 “tale” の文体
 3 『グロースターの仕たて屋』の翻訳分析

第10章 ファージョンの「声の文化」の文体
 1 石井とファージョン
 2 『銀のシギ』の阿部訳と石井訳の比較
 3 ジェイコブズの昔話との比較

第11章 「語り」を絵本にした『こすずめのぼうけん』
 1 ストーリーテリングと元話
 2 『こすずめのぼうけん』の翻訳分析
 3 『こすずめのぼうけん』の絵と場面割り

終 章 石井の翻訳文体の源泉としての「声の文化」の記憶
 1 石井の自伝的創作
 2 ミルン自伝の翻訳
 3 「魔法の森」の住人
 4 石井にとって「声を訳す」こと

参考文献/あとがき /索引

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