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幼児期における運動発達と運動遊びの指導 遊びのなかで子どもは育つ

幼児期における運動発達と運動遊びの指導

最新の知見に基づく実証的なデータと豊富な実践例を通して、 幼児期における遊びの教育としての有効性とその必要性を具体的に示す

著者 杉原 隆 編著
河邉 貴子 編著
ジャンル 心理 > 発達
教育
保育
出版年月日 2014年05月30日
ISBN 9784623070220
判型・ページ数 B5・226ページ
定価 定価2,640円(本体2,400円+税)
在庫 在庫あり
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  • 目次

子どもたちは、日々の生活のなかで“遊び”を通して様々な経験をしている。その経験を通して、運動能力だけではなく、自我や社会性など人格の基礎を育んでいく。まさに、子どもは“遊び”のなかで育っていくのである。

本書では、まず、最新の発達研究から、幼児期に必要な運動とはどのようなものかを明らかにしていく。また、“遊び”を自己決定と有能さを追求している状態と捉え、指導者が体力や運動の向上を目指して行う一斉指導より、子どもが自己決定的に行う遊びとしての運動の方が、運動発達のみならず、意欲や自我、社会性など心の発達にも効果的であることを客観的な研究データから明らかにしている。これらの理論的、実証的な知見に基づいて、具体的に運動指導をどのように行えばよいかの原則を示し、その原則を生かした豊富な実践例を、多角的な視点から紹介している。

[ここがポイント]
◎運動発達研究の最新の知見から、幼児期における遊びとしての運動経験の重要性を説く
◎多様な実践事例と豊富なイラストで、具体的に運動遊びとその指導のポイントが理解できる

まえがき

 第Ⅰ部 幼児期の運動発達と指導の基本
第1章 幼児期の運動能力,体力の捉え方
 1 体力ということばのあいまいさ
 2 生きる力としての体力
 3 体力を身体的能力に限定する
 4 体力と健康
 5 運動能力と体力
 6 運動能力を構成する2つの能力

第2章 幼児期の運動発達の特徴
 1 発達の複合性
 2 運動発達の段階
 3 幼児期までの運動発達
 4 幼児期から児童期にかけての運動発達
 5 青年期の運動発達──幼児期との違いを中心に

第3章 遊びとしての運動の重要性
 1 教育における運動の意味
 2 保育に役立つ遊びの捉え方
 3 内発的動機づけとしての遊び
 4 遊びがなぜ教育において重要か
 5 遊びとしての運動指導の基本指針
 6 遊びと自発性
 7 遊びと楽しさ
 8 つらい苦しい遊びはあるか?
 9 運動に対する動機づけの発達

第4章 幼児期の発達的特徴に応じた運動指導のあり方
 1 多様な運動経験を通して運動コントロール能力を高める
 2 自己決定を尊重した遊びのなかで運動意欲を高める
 3 遊びのなかで人格の基礎を育む
 4 運動遊びのなかで知的能力を育む

第5章 幼児期の運動発達の時代変化
 1 運動発達の時代変化
 2 運動発達に影響を与える要因
 3 運動遊びの現状と変化──運動発達に影響する直接的要因について
 4 社会環境・ライフスタイルの現状と変化──運動発達に影響する間接要因について

第6章 運動発達に関係する園環境と家庭環境
 1 園環境と運動発達
 2 家庭環境と運動発達
 3 運動発達と環境要因の構造的把握

 第Ⅱ部 遊びのなかで進んで運動する子どもを育てる
第7章 「遊びのなかで」という考え方
 1 遊びをめぐる保育の現状
 2 遊びの有用性をどう説明するか
 3 子どもの自発性と保育者の意図性
 4 子どもの運動体験の意味の捉え方
 5 保育における運動指導において大切にしたいこと
 6 保育者の役割

第8章 進んで運動する子どもを育てる保育と援助
 1 忍者になって多様な動きを経験する
 2 ボールを使って多様な動きを経験する

第9章 発達を支える多様な活動
 1 様々な運動パターンとバリエーションを引き出す施設・用具
 2 様々な運動パターンとバリエーションを引き出す自然環境
 3 仲間との交流
 4 ルールの工夫と発展
 5 運動による数量,時間,空間の経験
 6 脱中心化と運動

 第Ⅲ部 MKS幼児運動能力検査とその活用
第10章 MKS幼児運動能力検査とは
 1 MKS幼児運動能力検査の特徴
 2 作成の経緯
 3 MKS幼児運動能力検査実施要項

第11章 検査結果の処理と解釈
 1 検査実施の目的
 2 集団結果の処理と解釈
 3 個人結果の処理と解釈


第12章 日常の保育と運動能力検査
 1 運動能力検査の生かし方
 2 日常性とのつながり

巻末資料
 Ⅰ MKS幼児運動能力検査の種目別発達曲線及び判定基準表
 Ⅱ 幼児期運動指針

あとがき
さくいん

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