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知られざる文豪 直木三十五 病魔・借金・女性に苦しんだ「畸人」

知られざる文豪 直木三十五

代表作『南国太平記』を著した流行作家がいま蘇る…稀有な人物像と作品世界を徹底的に解明した本格的評伝。

著者 山崎 國紀
ジャンル 評論・自伝
文学・言語
出版年月日 2014年07月10日
ISBN 9784623070633
判型・ページ数 4-6・420ページ
定価 本体3,500円+税
在庫 在庫あり
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  • 目次

『南国太平記』をはじめ数多くの時代小説を著し、一時は牧野省三らと映画製作も手掛けたが、現在では「直木賞」の名前でしか認知されていない直木三十五。本書では、流行作家として名声を博しつつも、借金や女性に苦しみ続け、原稿二重使用をしてでも書き続けた、その素顔に迫る。また、主要作品の紹介から、その筆力と構想力の秀逸さを再評価する。森鷗外研究の第一人者による、初の本格的評伝。

[ここがポイント]
・「直木賞」で知られる直木三十五の本格的評伝。
・借金や女性問題、原稿二重使用など、その人物像をありのままに描く。

序 章 「知られざる文豪」への架橋
 1 不思議な社会現象——「知っているつもり」
 2 菊池寛への接近
 3 直木三十五の死亡直後の評価
 4 直木を「面白い時代小説50本」に入れない座談会
 5 「知られざる文豪」になっていった三つの理由
 6 直木は「当代の畸人」である——菊池寛
 7 芥川龍之介の小戯曲『直木三十五』
 8 直木への讃辞
 9 直木は「大衆文学」をどう考えていたか
 10 芥川賞は最高の賞ではない

 第Ⅰ部 幼年期から青年期へ
第1章 直木三十五の生育地と出自
 1 両親は奈良山間部の出身だった
 2 生地——大阪・谷町六丁目付近

第2章 大阪府立市岡中学(旧制)の時代
 1 市岡中学まで三里
 2 中学を卒業してから

第3章 早稲田大学予科に入学、そして中退
 1 下宿にころがり込んできた佛子須磨子
 2 高師に転部、中退後の生活

 第Ⅱ部 社会の荒波に漕ぎ出す
第4章 貧窮と就職難の中で
 1 木の実の誕生
 2 再び父に虚偽の手紙

第5章 冬夏社に入社
 1 麹町三番町時代の始まり
 2 鷲尾雨工という男
 3 大晦日・債鬼たちの騒動
 4 第二の男・三上於菟吉

第6章 『文藝春秋』の創刊
 1 歴史学者・植村清二という弟
 2 『文藝春秋』の創刊

 第Ⅲ部 直木の大阪時代
第7章 文芸雑誌『苦楽』の創刊
 1 大阪に帰り、プラトン社に入社
 2 編集者としての自信
 3 新時代を意識
 4 直木が小説を書き始める

第8章 随筆から短篇時代小説執筆へ
 1 作家としての活躍始まる
 2 処女作『槍の権三重帳子』
 3 『鍵屋の辻』から『勘平切腹』まで
 4 『川中島』の秀逸な表現性
 5 初期作品集『仇討十種』の序文

 第Ⅳ部 映画製作への進出
第9章 映画製作に賭けた直木の野心
 1 牧野省三という人物との出会い
 2 「連合映画芸術家協会」設立を企図
 3 立花寛一という男

第10章 「連合映画芸術家協会」の製作した19本の映画
 1 協会が作成したリスト
 2 「協会」第一作目は『月形半平太』
 3 「連合映画芸術家協会」を解散・撤退する

第11章 東京に引き揚げる
 1 本郷「菊富士ホテル」を仮宿とする
 2 月形龍之介と組む

 第Ⅴ部 小説家として専念
第12章 直木は以後、懸命に小説を書く
 1 本格的な執筆生活
 2 『由比根元大殺記』
 3 他人の作品の映画化に関わろうとする
 4 山本有三への手紙

第13章 『南国太平記』
 1 直木三十五の代表作
 2 『南国太平記』のタネ本について
 3 幕末の薩摩藩史
 4 作品の梗概
 5 作品に対する評価

第14章 昭和5、6年の直木
 1 手紙から考える
 2 時代は都市文化へと変化

第15章 激しい病苦の中でも浪費はやめられぬ
 1 『踊子行状記』
 2 山本淡紅子への二通の手紙
 3 スタンヂ・サカエという女

 第Ⅵ部 二つの歴史小説に注目
第16章 『楠木正成』と『足利尊氏』
 1 『楠木正成』
 2 『足利尊氏』

第17章 原稿二重使用の発見とその検証
 1 両作品の「相似箇所」への驚き
 2 李下に正す
 3 改造社編集部の無責任
 4 直木の人生に処する「一手段」

 第Ⅶ部 故郷・大阪への回帰と終焉
第18章 現代社会との格闘
 1 『青春行状記』
 2 「フアシズム宣言」と軍部への接近

第19章 大阪を舞台とした作品
 1 故郷への思い
 2 『大阪物語』——浪速から大阪へ
 3 『大阪落城』
 4 『大塩平八郎』

第20章 直木文学の到達点
 1 直木三十五の文学は「達者」だ
 2 終焉に向かう

あとがきに代えて
参考文献
直木三十五略年譜
人名・作品索引

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