保育実践の創造 保育とはあなたがつくるもの
吉村真理子氏の実践記録、待望の復刊シリーズ第1巻!
子どもを見ることが義務感からでなく、おもしろくて見ずにいられなくなったとき、その人の保育が変わってきます。(本書「第1章」より)
保育という営みは、いかに、おもしろく、奥深いものであるか、そして、保育者という仕事は、どれほどやりがいのある、魅力的なものなのか――。保育者として、保育研究者として、子どもを見つめ続けてきた著者の、子どもや保育者への温かいまなざしと、それでいてユニークで生き生きとした描写から浮かびあがる保育の豊かな世界。そこには、よろこびから出発した、「個性豊かな自分自身の保育」がある。吉村真理子氏の約30年にわたる実践記録、待望の復刊シリーズ第1巻。
第1巻 解題(渡辺英則)
はじめに
第1章 よろこびからの出発
1 保育のはじまり
2 子どもの意欲
3 needよりもwantで
第2章 実践――5つのたのしみ
1 観察するたのしみ
2 企画するたのしみ
3 演出するたのしみ
4 記録するたのしみ
5 評価するたのしみ
第3章 せずにいられないから
1 保育者のチームワーク
2 条件をみたすのは
3 園内研究
第4章 保育をすすめていくために
1 家庭と手をたずさえて
2 受けつぎ、伝えていくもの
3 地域に根ざして
※各章末に、渡辺英則氏による【解説】を掲載