ジェイムズ六世が掲げた君主像を分析し、近世イギリス史を読み解く新たな視点を提示
著者 | 小林 麻衣子 著 |
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ジャンル | 世界史 |
シリーズ | 世界史 > MINERVA 西洋史ライブラリー 104 |
出版年月日 | 2014年10月30日 |
ISBN | 9784623071098 |
判型・ページ数 | A5・328ページ |
定価 | 定価6,600円(本体6,000円+税) |
在庫 | 在庫あり |
ネット書店を選択 |
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ジェイムズ六世が掲げた君主像を分析し、近世イギリス史を読み解く新たな視点を提示
著者 | 小林 麻衣子 著 |
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ジャンル | 世界史 |
シリーズ | 世界史 > MINERVA 西洋史ライブラリー 104 |
出版年月日 | 2014年10月30日 |
ISBN | 9784623071098 |
判型・ページ数 | A5・328ページ |
定価 | 定価6,600円(本体6,000円+税) |
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イギリス内戦の萌芽が看取される専制君主として、否定的に捉えられてきた近世スコットランドのジェイムズ六世。本書では、「君主の鑑」として描く四つの君主像と実践的視点という、近代ヨーロッパの国家形成につながるジェイムズ六世の王権論を体系的に分析する。王権神授説の提唱者という従来の一面的な捉え方から脱し、ルネサンス君主としてジェイムズ六世の思想を明らかにする一冊。
[ここがポイント]
◎ 「王権神授説」の提唱者として否定的な側面ばかり取り上げられてきたジェイムズ六世(後のイングランド王ジェイムズ一世)の政治思想を分析することで、近世イギリス史の新たな捉え方を示す。
◎ 16世紀ジェイムズ六世の思想は、スコットランド啓蒙思想を解き明かす試みとしても注目されている。