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保育の場で子どもの心をどのように育むのか 「接面」での心の動きをエピソードに綴る

保育の場で子どもの心をどのように育むのか

子どもと保育者の「接面」で起こる心の動きを描いた保育者のエピソード記述を紹介。“心を育てる保育”の重要性をあらためて問い直す

著者 鯨岡 峻
ジャンル 保育
出版年月日 2015年01月10日
ISBN 9784623072613
判型・ページ数 A5・312ページ
定価 定価2,420円(本体2,200円+税)
在庫 在庫あり
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  • 内容説明
  • 目次

子どもたちの最善の利益のために、いま私たちにできることとは

なぜいま、保育において子どもの心の育ちを考えることが必要なのでしょうか? また、なぜ保育者と子どものあいだの「接面」をエピソードに描く必要があるのでしょうか?   
――本書では心を育てる保育こそ真の意味で「子どもの最善の利益」を考えることに繋がるという観点に立ち、子どもを育てる営みの基本に立ち返りながら、いま保育において大切にしたい“子どもの心の育ち”について、保育者の描いたエピソードを通して振り返り、考えていきます。

[ここがポイント:本書で考えたいこと、目指されること]
 ◎ 力を優先することから心を優先することへ 
 ◎「接面」で感じ取られる子どもの幸せ
 ◎子どもを育てる営みの基本に立ち返る 
 ◎問題意識を具体的なエピソードを通して振り返る

序 章 子どもの心を育てる保育と「子どもの最善の利益」
 1 「子どもの最善の利益」という文言の意味:「かつて」と「いま」
 2 大人の立場からの「子どもの最善の利益」
 3 問題点を整理する
 4 本書で目指されること

第1章 「心を育てる」ことと「養護の働き」
 1 「養護の働き」
 2 「養護の働き」に通じるこれまでの保育の考え
 3 家庭、保育、学校の場における「育てる」営みと「養護の働き」

第2章 保育の基本は「接面」での営みにある
 1 「接面」とは何か
 2 なぜこれまで「接面」で起こっていることが問題にならなかったのか
 3 子どもの心は「接面」を通してしか把握できない
 4 「接面」で起こっていることはエピソードに書かない限り人に伝えられない

第3章 子どもを育てる営みの基本に立ち返る
 1 保育の営みのなかで交叉している「養護の働き」と「教育の働き」
 2 心を育てるうえには「教育の働き」も重要である
 3 子どもの興味が広がるために必要な「教育の働き」と「養護の働き」
 4 子どもを育てる営みの危機

第4章 これまでの議論をエピソードを通して振り返る
 エピソード1 「先生、できた!」
 エピソード2 「さみしい気持ちになってた……」
 エピソード3 「ほんとはさみしいの」
 エピソード4 「ごめんはいらん」
 エピソード5 「Rくんの思いを受け止める」
 エピソード6 「友だちっていいな」
 エピソード7 「涙した手紙」
 エピソード8 「子どもの遊びがつながるとき」
 エピソード9 「明日はできるかな……」
 エピソード10 「少しだけでも、2人の時間」
 エピソード11 「できない」
 エピソード12 「ママとする!」
 エピソード13 「ギュー!」
 エピソード14 「子どもの気持ちに寄り添って」
 エピソード15 「できなかったわけ」
 エピソード16 「Yちゃんの大切な花」
 エピソード17 「お外が見たかったんだもん」
 エピソード18 「初めての発見!」
 エピソード19 「カエルさんと一緒に」
 エピソード20 「お友だちといっしょがうれしいな、たのしいな」
 エピソード21 「まだおんぶする!」
●接面でのさまざまな心の動きが保育の中身をなしている

終 章 「子どもの最善の利益」を「子どもの幸せ」の観点から捉え直す
 1 これまでの議論を振り返る
 2 子ども自身が幸せと思えること
 3 子どもの心の育ちに必要な大人の働きかけ
あとがき

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