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清水幾太郎 異彩の学匠の思想と実践

清水幾太郎

20世紀を見つめ、昭和と歩んだ知の巨人。その軌跡の背後にあった思想に迫る。

著者 庄司 武史
ジャンル 哲学・思想
社会
シリーズ 世界史 > シリーズ・人と文化の探究 11
出版年月日 2015年10月15日
ISBN 9784623074181
判型・ページ数 A5・426ページ
定価 本体6,500円+税
在庫 在庫あり
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  • 内容説明
  • 目次

20世紀を「昭和」という時代と共に歩んだ清水幾太郎。一つの立場に固執することのなかったその奔放な軌跡の背後には、コントやデューイとの出会いを契機に形成された彼自身の思想があった。戦争、機械文明、日米安保、大震災——時代の情勢に向き合いながら、清水はいかに思索と行動を重ねたのか。本書では、才気煥発、博覧強記の清水が残した膨大な著作・論考の読解から、思想家・清水幾太郎の実像に迫る。

 

[ここがポイント]
◎ 新たに取り上げた資料を含め、その膨大な言説を丹念に追うことで結ばれた、思想家・清水幾太郎という像。
◎ コント、デューイを核とし、ジンメル、ウェーバー、サルトル、C.シュミット、ヴィーコらとの知的交感を経て形成された清水の思想が浮き彫りになる。
◎ 泡沫的で断罪的な「清水論」から、堅実で実証的な「清水研究」への先駆け。

序 清水論から清水研究へ向かって

 第Ⅰ部 批判的社会学者として
第1章 社会学とマルクス主義とのはざまで
 1 「相鬩ぐ二つの魂」
 2 ブハーリン『史的唯物論』
 3 社会学への「忠誠と愛情」
 4 マルクス主義が迫る現実のなかで

第2章 初期のオーギュスト・コント研究
 1 「社会学の清算」
 2 コントの受容から批判へ
 3 文化社会学批判の諸相
 4 『社会学批判序説』

第3章 社会学成立史の問題と『社会と個人』構想
 1 社会学批判の展開
 2 『社会と個人』構想
 3 自然法から有機体説への移行
 4 『社会と個人』中巻としての諸論考――諸外国の事情
 5 『社会と個人』下巻としての『日本文化形態論』――日本の事情
 6 「社会学の清算」のその後

補論1 清水周辺のコント研究
 1 清水以前のコント研究
 2 清水と同時代のコント研究

 第Ⅱ部 思想家として立つ
第4章 デューイ受容とその解釈
 1 『社会と個人』構想からデューイへ
 2 デューイ思想との出会いと受容
 3 「現実関与の論理」の形成
 4 クレアタ・エト・クレアンス
 5 普通の人の哲学者・デューイ
 6 デューイの明るさ、ジンメルの暗さ
 7 社会学者、そして思想家へ

第5章 結ばれたデューイとコント
 1 デューイとコントをめぐる課題
 2 現実としての「全体」
 3 歴史哲学としての「段階」
 4 『現代思潮』と『現代思想』のあいだ――「体系」をめぐって
 5 『倫理学』と『倫理学ノート』のあいだ――「経験」をめぐって
 6 「貴族」と「大衆」
 7 デューイとコントとの接合の影響

第6章 社会集団論と市民社会論
 1 個人から社会集団論へ
 2 「日本の社会」
 3 『社会的人間論』と『社会学講義』
 4 「作られる」人間を論じる――『社会的人間論』
 5 「作られ、かつ作る」人間を論じる――『社会学講義』
 6 市民社会を「作る」
 7 政党への期待

 第Ⅲ部 現実との苦闘のなかで
第7章 戦時下の現実――昭和研究会と読売新聞社論説委員
 1 昭和研究会に加わる
 2 時局への接近と距離
 3 太平洋戦争のなかで
 4 読売新聞社論説委員として

第8章 戦後「啓蒙」の寵児――再建の時代
 1 戦争体験の総括
 2 二十世紀研究所
 3 平和問題談話会

第9章 思想としての機械時代――清水の戦後社会観
 1 清水の機械時代観
 2 機械時代へ
 3 機械時代の積極的側面
 4 集団の機械化と「エゴイズム」
 5 サルトルへとの遠近

第10章 60年安保の思想前史――内灘の理想と現実
 1 内灘闘争のはじまりと清水
 2 内灘時代の運動の哲学
 3 内灘闘争への接近と距離
 4 教訓としての幅広主義
 5 60年安保闘争と幅広主義批判

第11章 1970年代の地震論――「地震後派」の環境観
 1 関東大震災と「地震後派」の意識
 2 デューイの環境観との距離
 3 環境をめぐる人間と科学
 4 1970年代の地震論
 5 清水の環境観の課題

第12章 衰えなかった気概――時代の移り変わりとともに
 1 清水の「第四章」はじまる
 2 右傾化の諸相
 3 民主主義、平和、社会主義
 4 「結社の自由」への懐疑こそ

補論2 書き手として、紹介者として――文章論と翻訳
 1 文章論
 2 翻訳の仕事

結 浮かび上がる思想家・清水幾太郎

注/文献/あとがき/清水幾太郎年譜/人名索引

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