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冷戦史を問いなおす 「冷戦」と「非冷戦」の境界

冷戦史を問いなおす

核兵器開発、西側同盟、脱植民地化、文化変容……「冷たい戦争」の歴史的要素をめぐる本格的探究。

著者 益田 実 編著
池田 亮 編著
青野 利彦 編著
齋藤 嘉臣 編著
ジャンル 世界史
政治・法律
出版年月日 2015年12月30日
ISBN 9784623074709
判型・ページ数 A5・434ページ
定価 本体7,000円+税
在庫 在庫あり
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  • 内容説明
  • 目次

東西冷戦の終焉から20年以上が経過し「冷戦史」研究が活性化しているが、厳密な検証は未だ不十分である。本書は、いかなる歴史的諸要素が「冷戦」という事象を構成していたかを、多様な事例の実証分析から解明する。またそれらはどこまで「冷戦」と独立し、あるいは従属していたかを、主要西側同盟諸国さらには東西両陣営の辺縁国まで視野に入れながら検討し、20世紀国際関係史の中での冷戦史の位置づけを明確にする。

 

[ここがポイント]
◎ 20世紀の国際政治を左右した「冷戦」とは何だったのか。
◎ 世界各地で見られた様々な事象から解明する。

はしがき

序 章 新しい冷戦認識を求めて(益田 実)
    ――多元主義的な冷戦史の可能性
 1 今なぜ冷戦史にアプローチするのか
 2 冷戦終焉以前のアプローチ
 3 冷戦終焉後――冷戦史研究の多様化
 4 冷戦史の相対化と脱冷戦的世界認識に基づく新しい冷戦史の可能性
 5 本書の視角と構成

 第Ⅰ部 西側同盟内関係と冷戦
第Ⅰ部総説 同盟から冷戦を考える(青野利彦)
 1 問題の所在
 2 東西冷戦と同盟内政治
 3 歴史の中の冷戦と同盟国
 4 各章の概要

第1章 イギリスの原爆開発と冷戦(橋口 豊)
    ――1945~1947年
 1 イギリス外交の論理と原爆開発
 2 原爆の出現とアトリーの戦後構想
 3 国連原子力委員会とマクマホン法
 4 イギリス独自の原爆開発へ

第2章 同盟要因と同盟国の対米影響力(青野利彦)
    ――キューバ・ミサイル危機における米英関係
 1 本章の課題
 2 同盟国の対米影響力と同盟要因
 3 キューバ危機における米英関係
 4 冷戦期の同盟内政治に関する一考察

第3章 ブラント政権の東方政策と独米関係(妹尾哲志)
    ――1969~1972年
 1 東方政策をめぐる独米関係
 2 戦後西ドイツ外交と独米関係
 3 二つの政権交代と東方政策の始動
 4 西ドイツの「リンケージ」戦略とベルリン協定の仮調印
 5 東方諸条約批准への道
 6 東方政策と独米関係――ヨーロッパ冷戦史を多元的に捉えるために

第4章 ヨーロッパ・アメリカ・ポンド(益田 実)
    ――EC加盟と通貨統合をめぐるヒース政権の大西洋外交、1970~1974年
 1 統合と通貨をめぐる大西洋関係
 2 イギリスのEC加盟とポンドの国際的地位
 3 ニクソン・ショックとスミソニアン合意――1971年5~12月
 4 「トンネルの中のスネーク」とポンド――1972年2~6月
 5 なし崩しの変動相場制と「トンネルを出たスネーク」――1972年7月~73年3月
 6 統合の停滞と大西洋関係の亀裂――1973年4月~74年2月
 7 大西洋関係の動揺と冷戦

第5章 天然ガス・パイプライン建設をめぐる西側同盟(山本 健 )
    ――1981~1982年
 1 天然ガス・パイプラインと西側同盟
 2 東西貿易、南北問題、エネルギー安全保障
 3 経済制裁
 4 交渉開始
 5 混乱の中の結末

 第Ⅱ部 脱植民地化と冷戦
第Ⅱ部総説 西欧への二つの挑戦(池田 亮)
    ――脱植民地化と冷戦の複合作用
 1 問題の所在
 2 脱植民地化に関する先行研究
 3 アジア・アフリカ地域の独立と冷戦
 4 帝国=植民地体制の再編過程としての冷戦
 5 各章の概要

第6章 東南アジアにおける脱植民地化と冷戦の開始(鳥潟優子)
    ――想像上の共産主義の恐怖はいかにして生成されたか、1947~1949年
 1 インドシナ戦争・脱植民地化・冷戦
 2 アジアにおける1948年危機
 3 東南アジアをめぐる西欧宗主国とアメリカ
 4 アメリカのインドシナ援助の開始

第7章 チュニジア・モロッコの脱植民地化と西側同盟(池田 亮)
 1 脱植民地化・冷戦・同盟
 2 前 史
 3 国連での問題討議
 4 国内自治と独立
 5 脱植民地化と西側同盟の亀裂

第8章 国連組織防衛の論理とカタンガ分離終結(三須拓也)
    ――1962~1963年
 1 国連とコンゴ危機
 2 米欧摩擦と国連財政問題
 3 経済制裁と宥和政策
 4 二つのタイム・リミットの浮上とオペレーション・グランドスラム
 5 カタンガ分離終結と国連組織防衛の論理

第9章 コンゴ(ブラザヴィル)共和国をめぐる中台国交樹立競争(三宅康之)
 1 中国外交の位相
 2 コンゴ共和国の独立と政治変動
 3 中華人民共和国承認へ
 4 コンゴとの国交樹立後の中国外交

第10章 冷戦・アパルトヘイト・コモンウェルス(小川浩之)
    ――イギリス対外政策と南アフリカへの武器輸出問題、1955~1975年
 1 南アフリカへの武器売却問題――問題の背景
 2 ヒース政権の成立と武器売却再開問題
 3 シンガポール宣言と武器売却問題をめぐる妥協
 4 南アフリカへの武器売却問題の帰結

 第Ⅲ部 国内の文化・社会の変容と冷戦
第Ⅲ部総説 冷戦と文化的なもの(齋藤嘉臣)
 1 問題の所在
 2 文化冷戦と「見せる/魅せる」力学
 3 冷戦文化の規律的機能
 4 各章の概要

第11章 アメリカを超えるジャズと冷戦(齋藤嘉臣)
 1 ジャズという視角
 2 「発見」される前のジャズ
 3 「ジャズ大使」が表象する「アメリカ」
 4 自由のジャズとアメリカ批判のジャズ
 5 ジャズとアメリカニズム

第12章 戦後ドイツ音楽文化と冷戦(芝崎祐典)
    ――占領期ベルリンにおけるアメリカの音楽政策、1945~1949年
 1 「音楽の非ナチ化」
 2 ベルリンの音楽環境復興をめぐる米ソの対応
 3 非ナチ化の揺らぎと「アーティスト訪問プログラム」
 4 冷戦、ドイツ占領政策、音楽芸術

第13章 冷戦とプロテスタント教会(清水 聡)
    ――東ドイツ国家による教会政策の展開と「社会主義の中の教会」
 1 東ドイツ国家とプロテスタント教会
 2 東ドイツ国家の教会政策の展開
 3 「社会主義の中の教会」と「共存の方式」
 4 「壁龕社会」と「プロテスタント・ミリュー」

第14章 スペイン内戦・冷戦・民主化(細田晴子)
    ――アメリカの労働組合と対スペイン政策
 1 アメリカの労働組合とスペイン民主化
 2 内戦から冷戦初期にかけてのアメリカ政府と労組のスペインへの対応
 3 AFL―CIOとアメリカ政府の論理の収斂過程――1960年代後半~70年代前半
 4 スペインの民主化と冷戦――1975~77年

あとがき

事項索引/人名索引

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