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アクション・リサーチでつくるインクルーシブ授業 「楽しく・みんなで・学ぶ」ために

アクション・リサーチでつくるインクルーシブ授業

授業のエピソードをとおして捉えるインクルーシブ授業の原理と指導技術。

著者 新井 英靖
ジャンル 教育
出版年月日 2016年03月10日
ISBN 9784623076062
判型・ページ数 B5・172ページ
定価 本体2,500円+税
在庫 在庫あり
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学習困難を伴う子どもを含めたクラスでインクルーシブ授業を展開するために、授業づくりにおいてどのような考え方をもつことが必要で、その際に教師はどのような指導技術を駆使しているのかについてアクションリサーチを用いた授業観察から分析・検討する。インクルーシブ授業では、「感情や身体」を通して子どもの内面で「わかる」を実感できる授業にすることが重要である。学習困難児を含めたクラスでの教科指導(インクルーシブ授業)を、関係性発達や状況の中で学ぶという視点から捉えし、近年の学習科学の知見と結びつけて論じる。

 

[ここがポイント]
◎ アクション・リサーチの手法を用いて、参観した授業を分析・解釈
◎ ユニバーサル・デザインの課題を乗り越える教育方法を検討する

序 章 特別支援教育の「常識」をとらえなおす
 1 特別支援教育を発展させるとインクルーシブ教育になるか?
 2 インクルーシブ授業に必要な「共同性」の創出
 3 インクルーシブ授業を分析する視点
 4 質的研究にもとづく授業分析の方法
 5 インクルーシブ授業を分析する手続き

 第Ⅰ部 「学ぶ」とはどういうことか?──インクルーシブ授業の学習観
第1章  「参加」という視点から授業づくりをとらえなおす
 1 特別支援教育=補償的アプローチの限界
 2 インクルーシブ教育は実践を多面的にとらえること
 3 感情の揺れ動きをとらえて授業参加を促す指導
 4 インクルーシブ授業を創造するための学習観

第2章 算数の「つまずき」のとらえ方と授業づくり
 1 論理的思考力を育てるために必要な生活経験
 2 算数指導と特別支援教育の特徴
 3 計算障害の子どもの認知特性と算数指導の課題
 4 算数の教材を社会・文化的な視点から考える
 5 遊びやゲームを取り入れた授業づくり

第3章 算数指導における感覚と身体の重要性
 1 感覚と身体を基盤にした論理的思考力の育成
 2 さわって、試して、感じる算数の授業
 3 解いてみたくなる「問い」の設定
 4 図形指導における直感と違和感

第4章 感覚と身体を通して読み、想像力を育てる授業
 1 想像力を育てることの困難さ
 2 登場人物の気持ちを考える国語の授業
 3 感情を投影することができる授業展開の工夫
 4 「おかみさん」の視点で考えられるようにする授業の工夫
 5 「たぬきの糸車」は恩返しのお話か?──多様な読みへといざなう授業づくり

 第Ⅱ部 「教える」とはどういうことか?──インクルーシブ授業の指導性
第5章  「わかる」を重層的にとらえる国語の授業づくり
 1 ユニバーサルデザインの国語の授業づくりに対する批判的検討
 2 言語的・認識的に考え、答える授業から脱却する
 3 物語を実感するために「視覚化」や「動作化」を用いる
 4 「読みを共有する」授業の方法
 5 個に閉じられた「わかる」から抜け出し、感じたことを他者と共有する

第6章 国語の授業を「文化的実践」としてとらえなおす
 1 「文化的実践」のなかで社会的想像力を育てる
 2 学びのカリキュラムを創出する「かっとばす」体験
 3 イラスト(視覚化)から得られる多義的な「印象」の重要性
 4 文化的実践のなかで学びを共有化する

第7章 学習困難児の「参加」を促す授業設計の方法
 1 わかりやすい授業とはどのようなものか?
 2 子どもを教材世界に誘い込む「導入」の工夫
 3 能力差のある子どもたちが集団のなかで学びを深める授業づくり
 4 授業をダイナミックな過程としてとらえる
 5 子どものちょっとした「しぐさ」や「つぶやき」をひろう
 6 授業中の何気ない「しぐさ」や「つぶやき」をひろう指導技術

第8章 学習困難児が教材や他者と「つながる」授業づくり
 1 「学び合い」を通して子どもたちが「つながる」授業
 2 読解から表現へ意識を切り替えるための導入の工夫
 3 固着した考えから抜け出せるようにする発問の工夫
 4 さまざまな要素が織り合わさって「わかる」につながる
 5 「集団をアレンジメントする」という教師の指導性

 第Ⅲ部 「ともに学ぶ」とはどういうことか?──共同的な学びを創り出す授業の展開
第9章 認識と感情を集団のなかで結ぶ授業づくり
 1 「学びの共同体」を形成する課題
 2 課題を感性的にとらえることで多様な子どもを包括する
 3 多義的な抽象語こそ共同的な学習のキーワード
 4 一人ひとりのイメージを鮮明にする「話し合い」の方法
 5 「弱いつながり(群島)」を形成する授業づくり

第10章 共同的な学びを創り出す言語活動の展開
 1 言語と感性・情緒を結びつける学習活動の展開
 2 さまざまな見方や考え方を重ね合わせる授業づくり
 3 感動したことを表現し集団で共有する
 4 自己の独自性が他者との重なり合いから生まれる授業づくり

第11章 中学校生徒の「つながり」を生み出す教育実践の創造
 1 中学生の生徒指導上の課題と教育的アプローチの方向性
 2 学校の「周辺」にいる生徒の表現活動
 3 切実な問いを紡ぎ出していく社会科の授業を創造する
 4 社会科における言語活動の展開
 5 教科の本質にふれることで自己変成が生じる

終 章 インクルーシブ授業の原理と指導方法
 1 インクルーシブ授業を支える学習観と指導方法
 2 インクルーシブ授業研究の今後の課題と展望

あとがき
索 引

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