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恩人の思想 これから出る本 わが半生 追憶の人びと

恩人の思想

半生の中で恩人と呼べる三人――金倉圓照、神田龍一、藤井日達との関わりを回想し、思想形成の過程を考える

著者 山折 哲雄
ジャンル 哲学・思想
評論・自伝 > 自伝
シリーズ 哲学・思想 > セミナー・知を究める 2
出版年月日 2017年02月刊行予定
ISBN 9784623079896
判型・ページ数 4-6・256ページ
予価 本体2,800円+税
在庫 未刊・予約受付中
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  • 内容説明
  • 目次

仏教思想を背景とした独自の思想で論壇をリードしてきた山折哲雄。齢八六を迎え、人や物事を善悪や正邪で判断することはなくなり、その代わりに、関わりのなかで生まれた「人の恩」の大きさを感じるという。人は一人で生きてはいけない。氏の半生での「恩人」と呼べる三人――「金倉圓照先生」、「神田龍一さん」、「藤井日達上人」との関わりを回想するとともに、現代の日本人が忘れかけている「人の恩」、そして「恩人」とは何かを考える。

 

[ここがポイント]
◎ 善悪や正邪でない「人の恩」とはなにか。齢八六の著者が語りつくす。
◎ 山折哲雄氏の思想形成の源泉とはなにか。

はしがき

序 章 三人の恩人──金倉圓照先生・神田龍一さん・藤井日達上人
   三つの「恩人」像
   金倉圓照先生  神田龍一さん
   藤井日達上人
   アシュラ型人間への願望

第一章 「恩人」という言葉
   「恩人」の出典
   「恩人」と「恩」
   「恩」は着るものである
   アダム・スミスの「見えざる手」
   「恩」はギブ・アンド・テイクではない
   正邪や善悪で判断しない
   漱石のテーマ「義理と人情」
   「なぜ人は人を殺してはいけないんですか」
   葛藤のなかで「恩人」を考える
   三人の「恩人」を激しく考え、優しく語る

第二章 国破れて山河あり
   この世から抹殺された師
   師とはこの人を指すのか
   教師とは一度は必ず裏切られる
   60代のころから「恩人」を考えるようになる
   比較的新しい和製漢語「恩人」
   心の負担になっていた墓参り
   墓参りへの衝動

第三章 坊の津への旅
   半世紀前の自分の姿が映る
   金倉先生の生涯
   サンスクリット語からドイツ古典へ
   「カースト」を手がかりに
   四つのライフ・ステージ
   慣習法と近代法が入り組むインド
   金倉先生の点検作業
   はじめての翻訳出版から45年
   金倉先生のお寺
   「ご霊前に捧げます」
   「学問上の掟」が崩れる

第四章 鈴木学術財団へ
    あわせて12年の仙台暮し
   『梨の花』と『異形の者』
   護国寺前の「財団」
   腹の奥底で拳骨を突き立てる
   親子三人松戸の安アパート
   中村元の新鮮さ
   「文献学の詐術、解釈学的坊主主義」
   『歴史評論』に採用される
   先生への裏切りの第一歩
   小母さんの「リリー・マルレーン」

第五章 吐血・入院そして、春秋社へ
   突然の吐血で倒れる
   絶食という闘病の全貌
   13度にも及ぶ神田さんの訪問
   二匹の「龍」
   一徹で人情に厚い
   春秋社での初仕事
   市川白弦著『仏教者の戦争責任』

第六章 『人間蓮如』出版まで
   『思想の科学』へ投稿する
   ウソのいえない神田さん
   マルクス主義と文学精神
   吉本隆明さんとの出会い
   編集者・神田龍一
   編集する物書き
   三島由紀夫の自決と「剃髪」
   橋川文三と丸山真男
   批評という方法
   ヤヌス神のような矛盾
   矛盾の犯人──西田幾多郎とマルクス

第七章 「ナムミョーホーレンゲキョウ」
   胸のうちの構想
   竹内好と丸山真男
   藤井上人の生涯
   藤井上人に会いにインドへ
   ダムダム空港から妙法寺へ
   仏舎利塔建設の根拠地
   自伝に朱を入れる

第八章 藤井日達上人とは
   苦修練行と大陸開教
   シナ浪人型とインド内包型
   ガンディーとの出会い
   不殺生と非暴力
   ガンディーはブッダの継承者
   20世紀の政治家
   20世紀の知識人
   キング牧師とマンデラ大統領
   日本人はガンディーを嫌いになったのか

第九章 藤井上人の思想行動
   インドから来たサンガ・ラトナ君
   修行なくして下化衆生なし
   男女の目をおのれのものにする
   ものごとには中心がないといけない
   こんどはネパールへ─ ヒンドゥー教と仏教
   藤井上人と再会する
   娑婆のなかに寂光土

第十章 インドの匂い
   国際理解賞受賞
   教え子たちと藤井上人のところへ
   万朶の桜に心を寄せる
   ナショナリズムとインターナショナリズムを媒介する
   藤井日達と鈴木大拙
   嗅覚的な世界、インド
   視聴覚的なものの頼りなさ

第十一章 善人・悪人・恩人
   からだで感じるインド
   義理と人情と恩人
   正邪や善悪で判断しない
   親鸞・近松門左衛門・桑原武夫
   『武士道』の「仁」
   「恩人」の精神史

第十二章 漱石の『虞美人草』と『こゝろ』
   善人が急に悪人に変わる
   『虞美人草』にみる『こゝろ』の世界
   漱石にとっての「恩人」
   「恩」を着て負い目を背負う

終 章 「恩」という債務を最大限背負う
   金倉先生・神田さん・藤井上人
   「恩」とか「感謝」とか
   債務至上主義に殉じる

あとがきに代えて──墓参の記
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