学校にいくのは、なんのため? 読み・書き・計算と学ぶ態度を身につけよう
ニート、格差等の若者をとりまく社会問題を背景に、2003年頃から始まった学校での「キャリア教育」はさらなる変化が求められ、「仕事を知って職業へのつき方を学ぶだけでなく、将来仕事をする・職業につくために必要な能力や態度を育てることに力を入れる」ようになる。変わるとはどういうことか? を見ていくシリーズ3巻。第1巻では、学校で本当に身につけて欲しい ①読む力、②書く力、③計算の3つの力、そして学ぶ態度をあげ、なぜ必要なのかその社会背景とともに紹介する。
[シリーズのポイント]]
◎ 先生対象の「キャリア教育研究大会」や、キャリア教育を研究する小学校を取材してレポート。まさに「変わるキャリア教育」の最前線がわかる。
◎ 最近注目される「アクティブ・ラーニング」をはじめ新しい勉強のスタイルがどのように変わるかを先取りする。
1 これだけは知っておきたい「変わるキャリア教育」
2 「読み・書き・そろばん」って?
コラム●世界では「3R」ができないと……
3 日本では学校にいかないとどうなる?
コラム●日本の義務教育
4 「読み・書き・そろばん」の能力だけではだめ!
5 学校で養うのは「態度」!
6 学校と社会について考えてみよう
コラム●明治時代の小学校の設置状況
7 就職するってどういうこと?
8 自分の将来を設計するには?
コラム●経済格差と教育格差
コラム●先生たちも「キャリア教育」について一生懸命勉強している!
用語解説
さくいん