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ラテンアメリカはどこへ行く

ラテンアメリカはどこへ行く

格差、麻薬カルテル、移民、先住民運動、「米国離れ」…長引く政情不安の現状と、将来の構想・展望を探る。

著者 後藤 政子 編著
山崎 圭一 編著
ジャンル 政治・法律
経済
シリーズ 政治・法律 > グローバル・サウスはいま 5
出版年月日 2017年05月30日
ISBN 9784623080182
判型・ページ数 A5・360ページ
定価 本体4,500円+税
在庫 在庫あり
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  • 内容説明
  • 目次

ラテンアメリカは、世界の姿を映し出す鏡でもある。格差の拡大、スラム街の膨張、麻薬カルテルの台頭、暴力の広がり、資源開発による自然破壊、米国で急増するヒスパニック人口、一進一退する「米国離れ」現象、先住民運動の発展、多民族共生社会の追求などは、課題が山積する現代世界の縮図ともいえる。本書では、21世紀においてラテンアメリカに生起する重要な問題を取り上げ、その原因や行方を探る。

 

[ここがポイント]
◎ 政情不安や貧困に苦しんできたラテンアメリカは、いまいかなる現状にあり、そして課題を抱えているのか。
◎ 第一線のラテンアメリカ研究者による道案内。

はしがき

序 章 21世紀におけるラテンアメリカの課題(後藤政子)
 1 独立から200年——「ボリバルの夢」は実現するか
 2 20世紀のラテンアメリカ
 3 21世紀のラテンアメリカ


 第Ⅰ部 ポスト新自由主義に向けた社会構想——その経緯と現在

第1章 新自由主義に対峙する「左派」政権——その可能性と諸困難(松下 冽)
 1 左派政権の波
 2 新しい左派政権の出現と特徴
 3 左派政権における「国家—市民社会」関係
 4 社会運動と国家
 5 ポスト新自由主義に向けたガバナンス構築

第2章 ラテンアメリカのピンクの波——新たな変革の道を模索するラテンアメリカ(河合恒生)
 1 ピンクの波
 2 背 景
 3 社会運動の激化
 4 政策の特徴
 5 課 題

第3章 米州の地域統合——その歴史と現在(所 康弘)
 1 地域統合の歴史的変遷
 2 「開かれた」地域主義の出現
 3 21世紀の多元的な地域統合の進展
 4 新しい地域主義プロジェクトの行方
 5 ポスト新自由主義と地域統合の行方

コラム1 貿易・投資を通じた中国のラテンアメリカへの影響(田島陽一)

第4章 ラテンアメリカの先住民運動——その歴史的展開と多様性(宮地隆廣)
 1 ラテンアメリカの先住民とその運動
 2 20世紀の先住民運動
 3 21世紀の課題(1)——権力への接近・同一化
 4 21世紀の課題(2)——権力からの離反
 5 グローバル・サウスとラテンアメリカの先住民運動

第5章 グローバル・バリューチェーンと社会的統治——底辺への競争を超えて(小池洋一)
 1 グローバル・バリューチェーンの形成
 2 グローバル化と格差
 3 グローバル・バリューチェーンの社会的統治

第6章 ラテンアメリカ経済社会の変化——ブラジルの住宅政策に焦点を当てて(山崎圭一)
 1 本章の目的と分析方法
 2 ラテンアメリカ地域の「ルーブリック方式」による素描
 3 ブラジルの考察
 4 ブラジルの住宅政策
 5 「中所得国の罠」から抜け出せるか

第7章 在米ラティーノの影響力——求められる新しいラテンアメリカ・米国関係(北條ゆかり)
 1 在米ラテンアメリカ移民の実像を探る
 2 越境する人々——メキシコと米国の間で
 3 中米北部3カ国を逃れて北へ向かう人々
 4 移民が外交関係にもたらしうる影響とは

コラム2 米国のヒスパニック——カリフォルニアの「レコンキスタ」(伊藤千尋)


 第Ⅱ部 ラテンアメリカ諸国の課題

第8章 キューバ——「平等主義社会」から「公正な社会」へ(後藤政子)
 1 なぜ、キューバ革命は生き永らえることができたのか
 2 革命——モンカダ兵営襲撃から革命政権成立まで
 3 「社会主義へ」
 4 「社会主義」を見直す
 5 21世紀のキューバ——「公正な社会」へ向けて

第9章 ベネズエラ——社会的政治的多様性と反新自由主義(スティブ・エルナー[河合恒生訳])
 1 チャビスタの改革
 2 接 収
 3 地域協議会と非統合諸セクター
 4 チャビスモ内部のビジョンと利害の対立
 5 チャベス死後の展開
 6 空虚なシグニファイアとチャビスタ運動内の葛*藤

第10章 ブラジル——ラテンアメリカの経済動向との比較と「中所得国の罠」(田中祐二)
 1 「中所得国の罠」と構造転換アプローチ
 2 プロダクト・スペースと構造転換
 3 構造転換を阻止する要因と直接投資流出入——ブラジルとラテンアメリカ
 4 ブラジル経済の減速と「中所得国の罠」

第11章 メキシコ——新自由主義と麻薬取引と暴力(ビクトル・ロペス・ビジャファニェ[後藤政子訳])
 1 安全な国メキシコの変貌
 2 メキシコにおける新自由主義政策
 3 米国とメキシコの麻薬貿易
 4 爆発する暴力

コラム3 サパティスタ運動の現在——メキシコからの手紙(レイナ・カタリーナ・ペレス・アルカサル、フェルナンド・エルナンデス・ペレス[後藤政子訳])

第12章 コスタリカ——エコツーリズムと新自由主義(小澤卓也)
 1 コスタリカへの新たな眼差し
 2 「エコツーリズム発祥の国」の歩み
 3 米国への依存と変容するコスタリカ
 4 新自由主義時代の観光とエコツーリズム
 5 エコツーリズムの未来に向けて

第13章 アルゼンチン——ペロニズムという政治現象を読み解くために(アレハンドロ・M・シュナイダー[後藤政子訳])
 1 ペロニズムの成立
 2 ペロン亡命から復帰へ
 3 民政復活——ペロニズムの変貌
 4 ネストル・キルチネル政権
 5 ペロニズムに阻まれた左翼労働運動の発展——結論に代えて

第14章 チリ——コンセルタシオン政権と新自由主義の行方(岡本哲史)
 1 分析の視角
 2 コンセルタシオン政権の功績
 3 コンセルタシオン政権による新自由主義の継承と修正
 4 コンセルタシオン政権の問題点
 5 コンセルタシオン政権は新自由主義政権なのか
 6 新自由主義の行方

コラム4 格差社会チリにおける教育自由化(近藤元子)


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