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北欧福祉国家は持続可能か 多元性と政策協調のゆくえ

北欧福祉国家は持続可能か

国家性・普遍主義・平等は維持できるのか。移民問題・グローバリゼーションの波に揺れる「北欧モデル」を学際的かつ多元的に考察。

著者 K・ペーターセン 編著
S・クーンレ 編著
P・ケットネン 編著
大塚 陽子 監訳
上子 秋生 監訳
ジャンル 経済 > 社会政策
社会福祉
出版年月日 2017年11月20日
ISBN 9784623075355
判型・ページ数 A5・456ページ
定価 本体6,500円+税
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  • 内容説明
  • 目次
北欧福祉国家5カ国の発展過程には大きな相違がみられる。この点を踏まえ、本書では、ジェンダー、地方分権などの様々な社会的側面と、多元性と類似性をもたらした100年以上にわたる政策協調の歴史の2点を軸に、政治学、社会学、歴史学、経済学等の様々な視点から、「北欧モデル」の実相を明らかにしていく。移民問題等が生じる現代における持続可能性を検討した一冊。

[ここがポイント]
◎ 北欧福祉国家の多元性を、政治学、社会学、歴史学、経済学等の様々な視点から、国別、社会的側面別に考察。
◎ 北欧の研究機関であるNordic Centre of Excellence, Norwell に所属する北欧5ヵ国の著名な研究者たちの論文を翻訳。
◎ グローバリゼーション、移民問題等が生じる現代における「北欧モデル」の持続可能性を考察。
はじめに


 第Ⅰ部 北欧モデルの成立と展開

第1章 スウェーデン――社会権の充実による社会保障体制の進展
 1 1932年以前のスウェーデンにおける社会保障
 2 国民の家の建設――1932~1950年
 3 所得保障に関する論争――スウェーデン社会民主労働党(SAP)対スウェーデン全国労働組合連盟(LO) 
 4 付加年金をめぐる争い――労働運動対ブルジョア政党 
 5 スウェーデン全国労働組合連盟のイデオロギー
 6 社会扶助
 7 ジェンダー平等
 8 危機・批判・再安定化への政治
 9 新しい不平等の構図 
 10 スウェーデン福祉国家の原則

第2章 デンマーク――政治的妥協による発展
 1 福祉国家の創設期と国家の役割
 2 社会民主党政権の誕生
 3 福祉政策のブレークスルー――2回目の社会改革
 4 継続的な発展――1945年以前から以後へ 
 5 福祉国家の黄金時代――1950~1973年
 6 緊縮と再編の狭間で――1973年以降

第3章 ノルウェー――社会民主主義者と福祉国家
 1 工業労働力と自由主義農民の政治的主導権
 2 過去と未来の間に――1935~2000年
 3 状況の産物としての福祉国家

第4章 フィンランド――北欧モデルが抱える社会・経済間の緊張
 1 北欧福祉国家の例外?
 2 中心と周辺
 3 好循環と国家的必要性
 4 北欧社会
 5 社会政策の政治――社会保険制度の場合
 6 社会的利害および仕事とジェンダーの概念
 7 合  意
 8 福祉国家および合意による競争力

第5章 アイスランド――遅れてきた北欧福祉国家の先進性と異質性
 1 条件型福祉 
 2 近代社会政治の出現――1890~1936年
 3 社会改革の時代――1936~1946年
 4 福祉制度の整備――1946~1970年
 5 拡大の年――1971~1990年
 6 グローバル化の時代における福祉制度――1990年以降
 7 北欧的ではないアイスランド福祉制度の特殊性 

第6章 北欧諸国の社会政策における連携――1919~1955年
 1 スカンジナビア・フレームから北欧フレームへ 
 2 1919~1945年の北欧社会政策会議
 3 国の利益か北欧の利益か
 4 北欧社会政策会議の組織化
 5 北欧社会政策会議の合意事項 
 6 北欧社会政策協力の具体的成果
 7 新しいスタート――1945年以降 
 8 北欧の社会政策協力――1945~1955年
 9 共通の北欧労働市場 
 10 内部競争
 11 貧困に関する法制から社会保障へ 
 12 国内と北欧の利害
 13 北欧協力と政策の相互互換性


 第Ⅱ部 多様な福祉政策的側面からみた北欧モデル

第7章 北欧モデルにおける普遍主義
 1 普遍主義の概念
 2 普遍的福祉――いつ?
 3 なぜ普遍的福祉か?
 4 1990年代の福祉改革――普遍主義はどこへ行くのか?
 5 普遍主義の原則と正統性

第8章 貧困と所得分配 
 1 北欧諸国の政策戦略
 2 所得再分配の戦略としての北欧モデル
 3 所得分配と再分配 
 4 北欧諸国の所得再分配戦略の変化

第9章 ジェンダー
 1 ジェンダー平等という戦略
 2 歴史過程 
 3 北欧――女性に好意的な社会か? 新たなジェンダーシステムか?
 4 専門的な言説――女性に好意的な政策とは問題解決なのか? 課題なのか?
 5 北欧のジェンダー平等矛盾
 6 女性に好意的であることとマルチカルチュラリズム
 7 一つのモデルか四つのモデルか 
 8 北欧のジェンダー平等モデルの行き詰まり

第10章 家族政策 
 1 北欧の家族 
 2 北欧諸国の家族政策
 3 北欧の家族政策の限界

第11章 地方政府の役割
 1 分権型単一国家
 2 自治と統合
 3 地方行政の要素と自治・統合のメカニズム
 4 北欧型地方行政の成功と失敗
 5 北欧型地方自治の発展 

第12章 ボランティア
 1 北欧諸国におけるボランタリーセクター 
 2 歴史的視点から見るボランタリーセクター
 3 メンバーシップとボランティア活動
 4 労働力
 5 財  政
 6 公共支出はボランタリー組織を締め出すのか?
 7 北欧ボランタリーセクターの現在と将来

第13章 北欧の労働市場モデル
 1 社会民主主義的な福祉国家における労使関係 
 2 北欧モデルは存在するのか?
 3 共通の北欧労働市場モデルは存在するのか? 
 4 労働組合 
 5 三者構成原則と団体交渉
 6 三者構成原則と産業政策
 7 女性と労働市場 
 8 社会発展に近接する北欧の労働組合主義


 第Ⅲ部 福祉国家としての連帯に関する諸問題

第14章 移民問題――緊張した関係性
 1 北欧福祉国家の新たな挑戦としての移民問題 
 2 スカンジナビア――類似点と相違点
 3 歴史的記述 
 4 普遍的解決策としての選択の自由 
 5 福祉国家における移民政策の論理
 6 福祉国家の科学的な起源
 7 非難の的のスカンジナビア・モデル
 8 いずれにしてもマルチ・カルチュラリズムではない?
 9 本質的な課題への視角
 10 論争の源

第15章 欧州連合とグローバリゼーション――北欧モデルは存在するのか? 
 1 北欧福祉モデルとは何か?
 2 福祉国家の新しい課題
 3 グローバル化
 4 欧州化 
 5 変化する労働市場
 6 変化する家族
 7 変化する人口構成
 8 古くて新しい社会問題 
 9 福祉国家の評判
 10 世界的金融危機
 11 北欧モデルの存続条件

第16章 北欧モデルの起源・業績・教訓
 1 北欧モデルの主要な特徴
 2 北欧モデル創出の条件
 3 福祉国家の勃興
 4 1990年代以降の状況の変化
 5 1990~2000年代における北欧福祉国家
 6 北欧モデルの影響力

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