英国流ユーモアの真髄、ここに極まれり――本書は、約270年にわたる歴代英国宰相の功と罪を多数の風刺画とともにたどる。
著者 |
ケネス・ベイカー 著 松村 昌家 訳
|
ジャンル |
世界史
|
出版年月日 |
2018年05月31日
|
ISBN |
9784623079469 |
判型・ページ数 |
A5・240ページ |
定価 |
定価3,850円(本体3,500円+税) |
在庫 |
在庫あり |
本書は,最初の首相ロバート・ウォルポールからサッチャー、メイジャーにいたるまで約270年にわたる歴代イギリス宰相の足跡を、多数の風刺画でたどる。高名なコレクターでもあり、数々の大臣職も経験した著者が、一流の風刺画家たちの作品に込められたユーモアを歴史的背景とともに解説。時の権力への皮肉と揶揄に彩られた、もう一つのイギリス政治史の世界へと読者をいざなう[原著:Kenneth Baker,The Prime Ministers: An Irreverent Political History in Cartoons ,Thames & Hudson Ltd ,1995.]。
[ここがポイント]
◎ 100を超える多数の風刺画を掲載。
◎ 数多くの大臣職を経験した著者が風刺画の歴史的背景やそこに込められたユーモアを平易に解説。
はじめに
序 章 英国政治風刺画訪
第1章 ウォルポール
第2章 ペラム兄弟
第3章 チャタム伯爵の権勢
第4章 ノース卿とそのあと
第5章 ピットの時代
第6章 戦争と反作用
第7章 改 革
第8章 飢餓の40年代
第9章 無政党政府
第10章 ディズレイリとグラッドストン
第11章 政治の焦点はアイルランド
第12章 旧時代の終わり
第13章 ロイド・ジョージと自由党の衰退
第14章 ボールドウィン商会
第15章 チャーチル
第16章 すべてばらばら
第17章 サッチャーとメイジャー
訳者解説――政治風刺画から漫画の時代へ
人名索引