西洋教育史
教職を目指す学生および現職の教師に、広い意味での教職教養を提供するとともに、教職へのさらなる興味関心を広げる手がかりを提供する必携のテキスト。
[ここがポイント]
◎ 基礎的・基本的・通説的でわかりやすい内容を平易な文章で綴る
◎ 近代欧米(イギリス・フランス・ドイツ・ロシア・アメリカ合衆国)の5カ国を取り上げ、比較しながら学べる
◎ 教職を目指す学生および現職の教師に必携のテキスト
はじめに
第1章 古代の教育
1 古代ギリシアの教育
2 プラトンのアカデメイアと『国家』
3 古代ローマの教育
第2章 中世の教育
1 中世キリスト教と教育
2 カロリング朝以降の教育
3 教会から都市へ
4 中世大学の誕生と発展
第3章 ルネサンスと宗教改革の時代
1 ルネサンスの新学問と人間観
2 宗教改革とルターの教育論
3 ルネサンス以降とコメニウス
第4章 市民革命と産業革命の時代
1 イギリス市民革命と教育
2 フランス革命と教育
3 アメリカ独立革命と教育
4 ドイツ(プロイセン)の教育
5 イギリス産業革命と教育
第5章 近代国家と国民教育の時代
1 イギリス——教育におけるボランタリズムの原則と国家関与
2 フランス——国民教育制度の確立期
3 ドイツ——国民国家の誕生とペスタロッチ教育思想に基づく教員養成
4 アメリカ——公立学校設置運動の展開と師範学校における教員養成
5 帝政ロシア——初等国民学校網の拡大と教員養成
第6章 新教育運動の時代
1 イギリスの新教育運動
2 ドイツの新教育運動
3 フランスの新教育運動
4 アメリカの新教育運動
5 ソ連邦の新教育運動
第7章 現代の学校制度と教員養成
1 イギリス——多様化・選択と競争・質保証の教育改革
2 フランス——学校教育制度と教員養成
3 ドイツ——学校制度と教育養成
4 アメリカ——アカウンタビリティ重視の教育改革と教師教育
5 ロシア連邦——国民の教育人権に基づく学校制度と教員養成
第8章 現代の教師と教員養成
1 欧米諸国と日本
2 現代社会と教師
索 引