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生涯発達と生涯学習[第2版]

生涯発達と生涯学習[第2版]

法律の改正、新しい動向をふまえて改訂、新たな学習理論、より今日的な実践事例を紹介。

著者 堀 薫夫
ジャンル テキスト > 教育 > 生涯学習
教育
出版年月日 2018年11月10日
ISBN 9784623084753
判型・ページ数 A5・252ページ
定価 定価3,080円(本体2,800円+税)
在庫 在庫あり
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  • 内容説明
  • 目次
好評の生涯学習論のテキストの改訂版。自己実現という目標を手がかりにして、発達論と学習論を軸に、生涯学習をめぐる問題と生涯学習社会がかかえる今日の社会的な問題を考える。 超高齢化、高度情報化、多文化社会化など、大きな社会の変化に連動して生じる生涯発達、生涯学習をめぐる変化に対応した。

[ここがポイント]
◎ 好評のテキスト(2010年)の改訂版。
◎ 生涯発達と生涯学習をめぐる変化に対応した。
はじめに


 第Ⅰ部 生涯発達論

第1章 生涯発達の考え方
 1 発達心理学のかかえる問題
 2 人間が発達することとは?
 3 発達と教育と訓練の関連
 4 生涯発達論のアポリア⑴――人生後半部をどうとらえるか?
 5 エイジングについて
 6 現代社会における発達観
 7 生涯発達論のアポリア⑵――変化としての生涯発達と成長としての生涯発達

第2章 成熟による発達と学習による発達
 1 成熟による発達と経験による発達
 2 人間の環境適応の生物的特徴
 3 本能からの解放が意味するもの
 4 学習の生物的意味
 5 A Rolling Stone Gathers No Moss
 6 伝統・文化遺産か,いまここの経験か?
 7 経験の再構成としての教育
 8 森有正の経験論
 9 教育による成長・発達

第3章 生涯発達論の歴史的背景
 1 老年学のルーツ
 2 発達心理学の生涯化⑴――フロイトとユングの論を中心に
 3 発達心理学の生涯化⑵――ビューラー,ハヴィガースト,エリクソン
 4 老年学と発達論と生涯学習論の合流

第4章 生涯発達論の展開
 1 3つのトランジッション論
 2 トランジッションと人生の危機
 3 生涯発達外因論――年齢規範の問題を中心に
 4 生涯発達内因論――人生の危機の定期性と予測可能性
 5 生涯発達最適化論――教育による発達段階の構築
 6 生涯発達論の新たな展開は?

第5章 知的能力の生涯発達論
 1 成人期における知的能力のとらえ方
 2 言語性知能と動作性知能
 3 高齢者と大学生の知能検査の比較
 4 流動性知能と結晶性知能
 5 流動性知能の訓練可能性の問題
 6 結晶性知能の活性化とプラクティカル・インテリジェンス(実践知)の問題
 7 主な成人知能の理論
 8 IQ・EQ・NQ

第6章 高齢期における学習支援
 1 高齢者の学習・教育と福祉の関係
 2 高齢者に特有の教育的ニーズの問題
 3 回顧的ニーズとライフ・レヴュー
 4 手段的ニーズと表出的ニーズ
 5 高齢期におけるコンヴォイ構造の変化
 6 高齢者の学習と友人関係
 7 経験・対話・超越

第7章 教育老年学とポジティヴ・エイジング論
 1 教育老年学とポジティヴ・エイジング
 2 老後問題としてのエイジング論から老化神話の解体へ
 3 人生の第三期の発見
 4 新たなネガティヴィティとしてのエイジング
 5 ライフ・サイクル第四期における老年期超越とエイジング・パラドックスの問題
 6 ポジティヴ・エイジング論の諸相
 7 エイジングがポジティヴであるということ

第8章 死への準備教育
 1 死の種類
 2 死の隠蔽と死の誇張・美化
 3 死への準備教育⑴――老いや病と結びついた死への準備教育
 4 死への準備教育⑵――社会や文化と結びついた死への準備教育
 5 生涯学習としての終活とエンディング・ノート
 6 死への準備教育に関する調査から
 7 死への準備教育のジレンマ――何に向けての準備か?

第9章 生きがいと自己実現――人間的欲求解放論と意味への意志論
 1 人間的欲求の層位
 2 人間的欲求と社会――エーリッヒ・フロム
 3 人間的欲求の階層説――エイブラハム・マズロー
 4 至高経験とフロー
 5 人間的欲求と自己実現の社会的意味
 6 限界状況における人間の自己実現
 7 人間にとっての3つの価値領域
 8 意味への意志をささえるもの
 9 意味への意志とつながった経験
 10 意味への意志の逆説
 11 成就価値と自己実現


 第Ⅱ部 生涯学習論

第10章 生涯学習の理念
 1 古典的生涯学習論
 2 ポール・ラングランの生涯教育論
 3 フォール・レポートと学習社会論
 4 OECDとリカレント教育
 5 発展途上国からの生涯教育論と脱学校論
 6 社会教育と成人教育
 7 生涯教育と生涯学習
 8 学習権宣言・ドロール報告・ハンブルク宣言
 9 学校型知をこえること

第11章 成人の特性を活かした学習援助援論と生涯学習方法論
 1 成人を対象とした教育から成人の特性を活かした学習援助へ
 2 アンドラゴジー論のルーツ
 3 エデュアード・リンデマンのアンドラゴジー論
 4 小集団ディスカッション法の重要性
 5 マルカム・ノールズのアンドラゴジー論
 6 アンドラゴジーの方法
 7 アンドラゴジーとジェロゴジー
 8 意識変容の学習論
 9 生涯学習方法のタイポロジー
 10 成人の特性としての自己概念――フリー・ラーナーかアウトリーチか?

第12章 生涯学習内容論と現代社会論
 1 生涯学習における学習プログラムと学習カリキュラム
 2 学校教育における教科と生涯学習における教科
 3 実質陶冶と形式陶冶
 4 学習プログラム開発の新しい流れ
 5 現代的課題からの学習内容論と生活経験の省察からの学習内容論
 6 現代社会を学習内容としてとらえること――大衆社会論の視点から
 7 キーワードからみる現代社会
 8 現代社会のイッシューを学習につなげること

第13章 生涯学習のリーダーと指導者
 1 集団・組織におけるリーダーの問題
 2 リーダーの人格特性対機能特性
 3 リーダーシップの理論⑴――目標達成と集団維持の機能論
 4 リーダーシップの理論⑵――状況呼応型理論
 5 リーダーシップの理論⑶――変革的リーダーとサーバント・リーダー
 6 ポジション・パワーとパーソナル・パワー
 7 望ましい生涯学習リーダーの条件は?

第14章 生涯学習の評価
 1 生涯学習における評価の問題
 2 測定と評価
 3 学校教育における教育評価論から
 4 生涯学習における評価の特徴
 5 生涯学習独自の評価のあり方

第15章 生涯学習の場――生涯学習関連施設の問題を中心に
 1 生涯学習の場――生涯学習関連施設の分類
 2 教育行政系列の生涯学習施設
 3 一般行政系列の生涯学習関連施設
 4 学校形態の生涯学習施設
 5 民間などの生涯学習施設
 6 学習の場の相互関連性とそこからの発達可能性


おわりに

資料 関係法規等
   社会教育法(抄)
   生涯学習の振興のための施策の推進体制等の整備に関する法律(抄)
   図書館法(抄)
   博物館法(抄)

引用・参考文献
人名索引/事項索引

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