はじめに――発達の理論に接するということ I 認知論の系譜ピアジェ――認識の起源を問うブルーナー――物語としての発達論へ発達すること――持続の単位の発見 II 共同性論の系譜ヴィゴツキー――認識の社会的構成論の展開ザゾと「フランス学派」――発達のパラドックスへの接近 III 現象学の系譜現象学の視点――生き生きした発達事象に迫るエスノメソドロジー――自明な世界の解剖学 IV 精神分析学の系譜フロイト・ユング・エリクソン――その臨床的発達論フロイト以降の乳幼児研究の系譜――ダイナミックな心の曙 V エソロジーの系譜霊長類発達研究の課題――社会学の視点から VI 神経心理学の系譜ジャクソン――反響言語の問題をめぐって