保育士養成に必要な知識を押さえつつ、子どもの食生活の現状、重要性を「食育」の視点をふまえまとめた最新のテキスト
はじめに・ 食べることの基本的な理解 1 適切な食事が与えられることは基本的な権利 2 食べるということは命を戴くこと 3 食事がつくる体のリズム 4 生活習慣病の低年齢化 5 食育基本法の制定 6 栄養より大切な食の安全性・ 食行動に関わる要因 1 生命を守るための味覚 2 哺乳行動の神秘 3 食べる意欲について 4 おいしさとは・ 子どもたちの食の背景 1 家族の変化 2 コミュニケーション能力の低下 3 食の均一化 4 情緒的な交流のない食卓・ 子どもたちの食の姿 1 食べたいものと食べたほうが良いもの 2 食べることに関心のない子どもたち 3 食事風景に現れた家族の人間関係 4 骨のある魚が食べられない子どもたち・ 子どもの成長 1 赤ちゃんはどうやってできるの 2 お母さんのお腹のなかでの成長 3 生まれた後の体の成長 4 食べる機能の発達と食行動 5 消化と吸収と排泄のちから 6 内分泌の発達 7 脳の発達 8 子どものこころはどのようにつくられるのか・ 他者との出会いのはじまり 9 子どものこころはどのようにつくられるのか・ 体験の広がり・こころの育ちを支えるもの 10 子どもの発育の評価の仕方 11 子どもの発育の評価の仕方・ 栄養の基礎知識 1 栄養とは 2 主としてエネルギー源になる栄養素 炭水化物 3 主としてエネルギー源になる栄養素 脂質 4 体をつくる栄養素 たんぱく質 5 体の調子を整える栄養素 水溶性ビタミン 6 体の調子を整える栄養素 脂溶性ビタミン 7 骨をつくる栄養素 カルシウム 8 ミネラル・微量元素・電解質 9 とっても大切な水・ 何をどれだけ食べればいいのか 食事摂取基準について 1 基本的な考え方 2 主としてエネルギー源になる栄養素 炭水化物 3 主としてエネルギー源になる栄養素 脂 質 4 体をつくる栄養素 たんぱく質 5 体の調子を整える栄養素 水溶性ビタミン 6 体の調子を整える栄養素 脂溶性ビタミン 7 骨をつくる栄養素 カルシウム 8 ミネラル・微量元素・電解質 9 食べて欲しい食品の目安量・ 胎児期の特徴と食事 1 お母さんの栄養が赤ちゃんに反映 2 胎児の健全な発育のために気をつけたいお母さんの食 3 妊娠に伴い母体に起こる生理的な変化 4 妊娠期間中に気をつけたい妊娠高血圧症候群・ 乳児期の特徴と食事 1 乳汁の分泌とその神秘 2 肌の暖かさを伝える母乳育児 3 成分からみた母乳 4 育児用ミルクについて 5 調乳について 6 離乳食の意義と進め方 7 離乳食と咀嚼力の発達 8 ベビーフードについて 9 乳幼児期に起こしやすい病気と食事・ 幼児期の特徴と食事 1 五感で味わうこのとできる幼児食 2 おやつの意義 3 気になる食行動・ 遊び食べ・偏食 4 気になる食行動・ めない、小食・食べすぎ、お箸のもち方 5 基本的生活習慣と食 6 幼児期にみられる問題点と食事 7 おいしく楽しい幼児食 8 おやつの実際 9 保育所給食の実際 10 保育所・幼稚園における食育と食育計画 11 食を通した保護者への支援 12 児童福祉施設の給食・ 学童期の特徴と食事 1 学童の体とこころ 2 気になる食行動のいろいろ 3 増える食物アレルギー 4 学校給食の意義 5 学校給食の現状 6 食育をすすめるために 7 学童期の食事の実際・ 思春期の特徴と食事 1 第二次性徴 2 思春期のこころ 3 起こりやすい食生活上の問題点 4 起こりやすい健康上の問題点 5 自らの食をデザインできる力をどう育むのか 6 思春期の食事の実際IIIX 障害児の特徴と食事 1 障害児が抱える食の問題 2 自閉症(広汎性発達障害)の子どもと食の問題 3 注意欠陥・多動性障害(ADHD)などの子どもと食の問題XIV 楽しい食事の演出とその実際 1 ちょっとした工夫で楽しくなる食事・ 楽しい食事の条件 2 ちょっとした工夫で楽しくなる食事・ 子どもが楽しくなる食卓演出 3 お弁当の工夫 4 楽しいお誕生日会 5 教えたい基本的な食事マナーXV 栄養バランスをどうやって教えるか 1 色で教える食べ物の働き 2 一汁三菜 3 日本の食事バランスガイド 4 海外ではどうやって教えているのか巻末資料 ・ 保育所における給与栄養目標量(例示) ・ 食育の狙い及び内容 保育所における食育に関する指針さくいん