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都市の風土学

都市の風土学
著者 木岡伸夫編著
ジャンル 哲学・思想
出版年月日 2009年02月10日
ISBN 9784623052561
判型・ページ数 A5・364ページ
定価 本体5,000円+税
在庫 在庫あり
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近代の光と影を集中的に映し出す〈都市〉 その過去から現在に至る展開を風土学の立場から通態的に構成する 「都市の風土学」は、これまでの都市研究とは目標を異にする。学際化・総合化の理念を掲げる都市学は、その研究スタイルを欧米の都市理論に仰いできた。これに対し風土学は、地域によって異なる都市の〈原型〉に眼を向け、そこから都市のさまざまな〈形〉がいかにして生まれ、発展してきたかを追究する。それは、とりわけ西洋近代を一元的に志向してきた都市研究を相対化し、真の多元主義へと踏み出す企てである。和辻哲郎からオギュスタン・ベルクへと継承された「風土学」は、 ひとつの学問的立場の主張であるとともに、学問的総合をめざす開かれた討議のスタイルを意味する。本書は、「通態性」(ベルク)にもとづいて都市の全体像を構成する、他に類を見ない超分野的な取り組みである。

序 章 「都市の風土学」とは何か

1 都市学から風土学へ

2 近代批判としての風土学

第Ⅰ部 都市の〈構造〉と〈意味〉

第1章 風景としての都市――風土学的実践に向けて

1 風景の現在――歴史的反省

2 風景の生成と構造

3 保全と開発の論理

第2章 〈原型〉としての古代都市――〈自然〉から〈秩序〉へ

1 ポリスと風土学

2 アテネにおける〈自然〉の危機

3 都市の〈秩序〉を求めて

第3章 日本における都市計画の変遷――変容する方格地割

1 古代都城の成立

2 平安京とその変貌

第Ⅲ部 アジア都市の身体性

第1章 カタストロフと都市景観の記憶――被爆した大地と身体における風土性

1 被爆した大地の履歴

2 被爆した身体の履歴

3 被爆した建築の履歴

4 風土のダイナミズム――身体の大地性・反大地性

第2章 「鎮守の杜」の生態象徴と空間変容――沖縄の「ウタキ」と台湾の「大樹公」

1 生態象徴としての「杜」

2 杜の信仰と空間変容

3 杜の文化と持続

4 都市化と杜の今後

第3章 聖なる都市のコスモロジー――儀礼都市から祝祭都市へ

1 祭りとコスモロジー

2 風水都市・結界都市のコスモロジー

3 儀礼都市のコスモロジー

4 祝祭都市のコスモロジー

5 近代都市の聖性をどのように回復するか

第4章 縁を生み出す場――宅老所の日本的意義

1 福祉コミュニティ形成の理念

2 宅老所の共同性と地域性

3 住民組織型デイサービス――千里ニュータウンにおける活動

4 縁としての宅老所の役割

第Ⅳ部 近代都市の光と影

第1章 都市の近代とは何か――公共性と風土性のあいだ

1 近代からポストモダンへ

2 公共空間の構造

3 間風土的主体へ

第2章 都市と均衡農村――近代化による〈循環〉の消滅

1 肥料と燃料に関する都市――近郊農村間の〈循環〉

2 近代化が始まる前の暮らし

3 近代化による暮らしの変化

4 近代化が意味するもの

第3章 大都市と自由――ジンメルにおける〈逆説〉

1 都市社会学の先駆者としてのジンメル

2 大都市の社会学的把握

3 大都市の開放的作用

4 ジンメル思想と風土

第4章 市民活動と現代都市――アレントのポリス・モデルから

1 アレントのポリス・モデル

2 近代における公的空間の変容

3 市民活動と現代都市

第5章 現代都市における共存・信頼・憎悪――多民族都市ロンドンの苦悩

1 現代都市の多民族的環境

2 多民族都市における信頼と憎悪

3 岐路に立つ多文化主義と市民社会 

第Ⅴ部 都市大阪のゆくえ

第1章 都市と文化遺産――なにわ・大阪の文化遺産と都市再生

1 なぜ文化遺産か?

2 都市と文化遺産

3 都市大阪の可能性

第2章 大坂画壇と国際交流――東アジアの視点からの再評価

1 木村堂と大坂画壇

2 木村堂の事績  

3 木村堂と大坂の画家たちによる合作

4 大坂の画家たちと中国文化

5 大坂画壇と国際交流

第3章 中小企業再生の道――地財から見た大坂の潜在力

1 中小企業への期待

2 都市産業としての中小企業――東大阪市地域の場合

3 東大阪市における産業集積の課題

4 地財という視点

5 モノづくりネットワーク――再生のヒント

第4章 草の根から大阪を創造都市に――廃墟からの蘇生は可能か

1 創造都市の世界的潮流と日本

2 早すぎた創造都市・大阪の再創造

3 草の根から大阪再創造の「渦」を

4 創造都市市民会議とともにクリエイティブな大阪を

あとがき

索 引

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