せんせい、あのね ダックス先生のあのねちょう教育
せんせいに、みんなのたからものを教えてね。
子どもたちに考える力を身につけてほしい。
子どもたちと本音で語り合える関係をつくりたい。
生涯一年生教師であった著者の実践記録。
著者の教育実践「あのねちょう教育」が発表されてから27年。本書は、現職の教師から「自ら考える力を育む」ための教育実践として「あのねちょう教育」をぜひ学びたいという声に応える書。子どもたちにどのように書かせてきたのか、子どもたちにどんな対話をしてきたのかなど子どもの詩やエピソードを織り込みながらおもしろく書き綴る。
第1章 「あのねちょう」を書く子どもたち
1)感性豊かな由子ちゃん
2)解放された子どもたち
第2章 「あのねちょう」をどのように書かせてきたか
1)「あのねちょう」をもたせる
2)毎日、「あのねちょう」と共に
第3章 「あのねちょう」と特別な配慮を要する子どもたち
1)学校緘黙児の指導
2)自閉症児と共に
3)心のやさしい人は、心の病気じゃない
4)交流学習
第4章 「あのねちょう」に書かれた子どもの本音
お酒を飲まない旦那を/お母さんの心/おいのり/ほとけさん/ほか
おわりに