会津という神話

〈二つの戦後〉をめぐる〈死者の政治学〉

会津という神話

戦死者とアイデンティティはどう認識されたか

著者 田中 悟
ジャンル 哲学・思想
歴史
シリーズ 哲学・思想 > MINERVA 人文・社会科学叢書 158
出版年月日 2010/03/10
ISBN 9784623056361
判型・ページ数 A5・274ページ
定価 本体6,500円+税
在庫 在庫あり
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 戊辰戦争の死者は「犬死に」か

白虎隊、佐川官兵衛、そして宮崎十三八……「朝敵」という汚名を雪ぐべく苦闘した人々の軌跡。

幕末維新期、戊辰戦争を頂点とする一連の戦いにおいて、会津の戦死者はナショナルな祭祀から排除された。彼らと、生き残った会津の人々とが経験した「犬死に」  この非業と不条理に満ちた死の経験は、その後どのように「克服」され、「解決」されていったのか。本書では、戊辰戦争や西南戦争での戦死者を会津の人々がどのように認識し、自らのアイデンティティを組み立てていったのかを明らかにする。

 

序 章 死者と共同体

第1章 会津藩の戊辰戦争
    ――近代会津へのプロローグ

第2章 「阿蘇の佐川官兵衛」をめぐる記憶と忘却

第3章 近代会津アイデンティティの系譜

第4章 「雪冤勤皇」期会津における戦死者の記憶と忘却

第5章 戦後会津における「観光史学」の軌跡

終 章 〈二つの戦後〉をめぐる〈死者の政治学〉



参考文献

あとがき

事項索引

人名索引

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