子どもを見る変化を見つめる保育[第3版] 保育原理入門
保育は「変化」への対応の連続です。子どもたち一人ひとりの毎日・季節ごと・一年ごとの成長ぶりはもちろんのこと、少子化・情報化など社会の変化にも無関心ではすごせません。本書は、現実の子どもたちをしっかり見つめる力と、その将来を変化にあわせて柔軟に見通せる力を兼ね備えた保育者になるための保育原理の入門書です。最新の資料・情報に基づいて構成しました。
[ここがポイント]
◎ 新保育所保育指針・新幼稚園教育要領および新しい保育士養成科目に対応
◎ 保育制度改革など新動向についても解説
第1章 子どもを見る目
1 社会の中の子ども
2 家庭の中の子ども
コラム 子どもたちの今
第2章 子どもをつくる目
1 西欧の保育思想と歴史的変遷
2 日本の保育
コラム 倉橋惣三の教師論から学ぶ
第3章 子どもを知る
1 子どもの発達過程
2 子どもを観察するということ
3 発達過程に応じた保育や関わり
第4章 保育の意義、目的・目標と内容
1 保育の意義
2 保育の目的と目標
3 保育内容の推移
4 現行の保育内容について
コラム 「保育理念」の見解をめぐって見えてくる現代の保育目的
第5章 保育の内容と方法
1 保育方法の理論と実際
2 教育(保育)過程
コラム 子どもと保育者にとってのアンティバイアス教育
第6章 保育の現状
1 日本の保育を取り巻く現状
2 多様な施設と保育サービス
第7章 保育の新課題
1 保育の新動向
2 保育の国際化
コラム 新たな育児動向―「イクメン」推進
資料編
保育所保育指針(平成20年3月28日)
幼稚園教育要領(平成20年3月28日)
索 引