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地域における保育臨床相談のあり方 協働的な保育支援をめざして

地域における保育臨床相談のあり方

子ども・保護者を支える連携・協働のあり方とは

著者 一般社団法人日本保育学会保育臨床相談システム検討委員会
ジャンル テキスト > 保育 > 保育テキスト
心理
保育
出版年月日 2011年07月15日
ISBN 9784623059669
判型・ページ数 B5・200ページ
定価 定価2,420円(本体2,200円+税)
在庫 在庫僅少
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  • 内容説明
  • 目次

保育実践や子育て支援を行うなかで、園内だけでの対応ができない問題や課題に直面した際に、地域の専門家とどのような連携や協働が求められるのか、また専門家を園内に受け入れる際に、どのような受け入れ体制を取ることが求められるのかなど、具体的な事例を通して解説する。

はじめに


第1章 なぜ今,保育臨床相談が求められているのか

 第1節 複雑化する子どもと家族
  1 生活の変化
  2 子どもたちの変化
  3 保護者の変化

 第2節 多様化する保育現場
  1 長時間化する保育時間
  2 待機児対策と低年齢児保育
  3 子育て支援施策の展開
  4 保育者の現状

 第3節 園生活で保育者が直面すること
  1 保育現場,保育者に求められていること
  2 子どもたちを巡って
  3 保護者を巡って
  4 保育者を巡って
  5 子育て支援を巡って
  6 問題を見極める––地域との協働・連携

 第4節 保育の質を高めていくために
  1 保育の質とは何か
  2 保育の質を高めていくにはどうするか
  3 地域の専門家と協働して取り組む保育
    ――保育の質の向上へ

 第5節 今,求められている保育臨床相談の姿
  1 保育の現状
  2 園と地域の専門機関との連携の模索
  3 今,求められている保育臨床相談の姿


第2章 園として保育臨床相談にどのように取り組んでいくか

 第1節 一人ひとりを支えるために
  1 子どものさまざまな課題を受け止める保育者の存在
  2 気になる子どもとの出会い
  3 気になる子どもを巡る保護者の見方との違い
  4 特別な支援を必要とする子どもの保育
  5 保育者を支える園の体制
  6 一人ひとりを支えるために必要な周囲の保護者の理解

 第2節 保育臨床相談に臨む保育者の姿勢
  1 保育者の果たす役割と範囲
  2 保育に臨む保育者の基本的な姿勢
  3 地域の専門家と協働することと保育者の専門性の向上

 第3節 事例をみんなで読み解いていく
  1 日頃の保育記録をベースにする
  2 保育カンファレンスを行う
  3 何が問題なのかを見極める
  4 問題の方向性を検討する
  5 課題を吟味しながら継続的に取り組む

 第4節 園長や主任のリーダーシップと園全体の体制づくり
  1 担任・担当者だけの問題にしない
  2 保育者間で問題を共有していく
  3 何が問題で園全体としてどう取り組むかを検討する
  4 それぞれの役割を自覚し園全体の協力体制をつくる

 第5節 保育臨床をコーディネートする人の意義と役割
  1 担任一人が問題を抱えていかないように
  2 担任と保護者がうまく連携できるように
  3 担任と支援員がうまく協働できるように
  4 保育者と地域の専門家との中継ぎ役
  5 園と地域の専門機関とが協働するように


第3章 地域の専門家が園と協働していくために

 第1節 地域の専門家とは
  1 保育関連機関
  2 教育関連機関
  3 保健関連機関
  4 医療・療育関連機関
  5 福祉関連機関

 第2節 保育現場の課題と支援
  1 子どもの実態がわかりにくい
  2 保護者への支援の悩み
  3 保育者間の連携の悩み
  4 保育環境・クラス運営についての悩み
  5 地域の親子への支援の悩み
  6 地域の関係機関との連携の悩み

 第3節 保育現場を支援するには
  1 保育臨床相談の多様性と課題
  2 多様な保育臨床相談のあり方
  3 保育の総合性を大事にする
  4 その園の土壌を大事にする

 第4節 協働的関係が成立していくために
  1 これまでの保育臨床相談を振り返る
  2 保育臨床相談で専門家が陥りやすい問題
  3 保育現場との信頼関係
  4 保育の特性を理解し支援する
  5 相互に理解する
  6 保護者への支援の取り組み方について相談する

 第5節 ニーズに基づいてアセスメントするとは
  1 保育現場の相談ニーズ
  2 保育現場の支援ニーズ
  3 保育支援における協働作業としてのアセスメント
  4 アセスメントから保育支援へ

 第6節 保育を支援する視点
  1 子どもを支える
  2 保育者を支える
  3 家族を支える
  4 地域資源を活用する


第4章 地域の実情に応じた協働的実践

 第1節 地域の巡回相談で協働していく
  1 保育所での巡回保育相談
  2 保育士と巡回相談員との連携

 第2節 地域の園で協働していく
  1 キンダーカウンセラー事業の導入
  2 保育カウンセラーの導入
  3 園独自の取り組みを地域に拡げる

 第3節 地域の療育機関等と協働していく
  1 地域の療育センターや専門家との協働
  2 多くの専門家が事例を見ることの意味

 第4節 地域の保育研究会等を活用し協働していく
  1 地域の保育者研究会
  2 園のなかで孤立している保育者
  3 小児科クリニックを中心とした研究会

 第5節 地域の子育て支援制度を活用し協働していく
  1 園内に「子育てサロン」を開設して
    ――地域の保健所との連携
  2 地域子育て支援拠点における特設ひろばの取り組み


おわりに

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