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老害 子ども世代は逃れられない

老害

経験・知識・財産、そして人格。時間をかけて個性の強くなった高齢者たちによる「老害」が、すでに多くの家庭を襲っている

著者 グループわいふ
佐藤 ゆかり
ジャンル 社会
出版年月日 2011年09月05日
ISBN 9784623060818
判型・ページ数 4-6・188ページ
定価 定価1,650円(本体1,500円+税)
在庫 在庫あり
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  • 内容説明
  • 目次

高齢者だって生まれつきの性格にしたがって生きている。ただし、若いときよりも強い個性となってーー。

高齢者が増えるとともに、多くの家庭を襲う「老害」は、もはや「年をとれば頑固になるから」「当事者でないとわからない」などの一般論ではすませられなくなっている。本書は、インタビューで得た8つのエピソードから「老害」の諸相を描いた話題作。

はじめに

第1章 娘がつくった? 「老害」の親

 家事のできない母
 水と油の母と夫
 つのる老害
 面倒は長女にみてほしい、財産は長男に渡したい
 介護に体が悲鳴をあげる
 過保護が老害の親をつくり出す?
 わがままな母の寂しい人生
 母の呪縛から逃れられない

第2章 「可哀そう」が最強の武器に

 お姫様になるはずが……
 母の無言の圧力で
 「母が可哀そう」と家を買う
 被害者の椅子に座って自分を押し通す
 ツケをため、猫を拾う
 リフォーム工事の前日に同居を断る
 夫の生家に引っ越した母
 楚々として反省、が何も変わらない
 人生を楽しんでほしい
 老いの印籠を手に入れて

第3章 自分の人生が肯定できない78歳

 作り話と悪口がとまらない
 人を悪役にして自分を浮上させる
 負のオーラを放つ
 世間に捉われた母の“何もない人生”
 自己肯定感がない
 「幸せな人生」のはずなのに
 今さら動けない
 人に認められたかった母
 老後を楽しみ始める?

第4章 定年退職した夫に束縛され続けて20年

 ストレスの元は退職した夫
 退職2カ月後にうつ状態に
 優越感と劣等感の間で40年
 仕事を失った仕事人間
 頼りは妻だけ
 家でも外でも夫に追いかけられる
 「何も望むまい」と割り切ってラクに
 「夫の死後が自分の人生」とは思うけれど

第5章 人生から逃げ続けた従兄

 モノにすがった人生
 何かあると逃げるエリート男
 三つ子の魂百まで
 他人におんぶに抱っこ
 生きる歓びはどこに

第6章 祖母の老害に絡めとられた母と娘の45年

 娘と姑の仲は最悪
 初孫を抱え込んだ祖母
 やさしい祖母、怖い母、我関せずの父
 「母に嫌われている」と思い込む
 母の介護を受けて3年、祖母が逝く
 母親神話に捉われて
 母娘の関係が総決算されたとき
 祖母に振り回された母と娘

第7章 引退の潮時を見極めず、晩節を汚す

 「世のため人のため」に起業する
 頭脳明晰でチャーミング
 脳梗塞で人間が変わる
 人間には「退き時」がある
 天下国家を論じる男
 夫婦仲の悪さが職場の老害をつくる?

第8章 父と息子の権力闘争

 創業者の父、二代目の息子
 会長職の権限を主張する父
 父が息子を訴える
 息子たちへの嫌がらせ?
 息子への嫉妬

おわりに

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