ある社会学者の自己形成

幾たびか嵐を越えて

ある社会学者の自己形成

熾烈極めた東京教育大での大学紛争をはじめ幾多の「嵐」を経験した。そのなかで自己を形成する過程とはいかなるものかを語る。

著者 森岡 清美
ジャンル 社会
評論・評伝 > 自伝
シリーズ シリーズ「自伝」my life my world
出版年月日 2012/01/30
ISBN 9784623062232
判型・ページ数 4-6・336ページ
定価 本体3,000円+税
在庫 在庫あり
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村落社会調査に始まり、宗教と家族との関わりから社会学の新しい形を切り開いた森岡清美。幼少期の家庭環境、戦争、そして熾烈を極めた東京教育大での紛争と、人生で幾たびか嵐を経験した。そのなかで自己を形成する過程とはいかなるものであったのか。研究とのつながりのなかで、つねに人間と社会のありようを見てきた著者がその格闘を余すところなく語る。

はしがき
 
序 章 幼少期、短い幸せにつづいた不運な歳月
 1 誕生前後 
 2 あいつぐ近親の死 
 3 不運な歳月

 第Ⅰ部 戦時中の教育と兵役

第1章 学校教員への階段、津そして東京へ
 1 僻村の小学校
 2 津市の県立師範学校 
 3 決戦下の東京高師

第2章 辛くはなかった短い軍隊生活
 1 金沢の工兵部隊   
 2 相模原の陸軍通信学校

 第Ⅱ部 戦後、研究者への道

第3章 復学、そしてキリスト教にふれる
 1 復学に向けて 
 2 社会学を志す
 3 キリスト信徒となる 
 4 落ちこぼれ

第4章 研究者を志した落第教師
 1 落第教師 
 2 特別研究生時代の調査研究 
 3 新しい教員体験 
 4 農村家族の調査 
 5 家族研究の新基軸 
 6 共同研究での真宗寺院調査 
 7 農村関係の共同研究 
 8 単独調査の数々
 9 真宗教団研究の集約

第5章 学位論文を書いてミシガン大学へ
 1 学位論文提出 
 2 ミシガン大学 
 3 解体から再組織化へ 
 4 キリスト教会巡り
 5 講義を担当する 
 6 福武さんとの弥次喜多道中
 7 宿年の課題を果たす

 第Ⅲ部 学会役員として、大学教員として

第6章 初めての国際会議運営とその余波
 1 国際家族研究セミナー招致 
 2 国際セミナー開催の準備
 3 国際家族研究セミナー実施 
 4 社会学会の国際交流の一翼を担う 
 5 家族周期研究の熟成
 6 家族社会学セミナーを立ち上げる

第7章 ノンポリ教員、紛争で脱皮
 1 ノンポリ教員として
 2 学生に軟禁される 
 3 分裂する文学部教授会 
 4 入試中止と授業再開 
 5 造反教員への脱皮 
 6 新しい芽をもつ研究

第8章 母校廃滅
 1 廃滅への道 
 2 筑波大学関連法の成立 
 3 文学部評議員として 
 4 火中の栗を拾う
 5 自己形成期の幕下りる

終 章 歴史社会学への収斂
 1 農村社会学からの分岐 
 2 ライフコース研究の魁となる 
 3 新宗教運動の研究に乗り出す 
 4 歴史社会学への収斂
 
参考文献
あとがき
主要著作一覧
森岡清美年譜
人名・事項索引

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