『林羅山』が読売新聞「本よみうり堂」で紹介されました
2013年1月13日の読売新聞本よみうり堂で『林羅山』(鈴木健一 著)が紹介されました。
上野 誠(万葉学者・奈良大学教授)先生による書評『「御用学者」の実像描く』とは。
「……本書の羅山は戦う男なのだ。じつは、儒者が幕府内に安定した地位を得たのは、彼の孫の世代なのである。その戦う男の心を「出世するために自分の学問を利用する」「書物を読んだり、文章を書く生活を続けるために、社会的な地位を確保したい」との二つの葛藤から描き出したのが本書である。」(抜粋)