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「無極化」時代の日米同盟 アメリカの対中宥和政策は日本の「危機の二〇年」の始まりか

「無極化」時代の日米同盟

国益増のために軍事面での水面下のゼロ・サム・ゲームが展開されるなかで変質を迎える日米同盟に日本はどう対処するのか

著者 川上 高司
ジャンル 政治・法律
出版年月日 2015年07月15日
ISBN 9784623073375
判型・ページ数 A5・284ページ
定価 本体3,500円+税
在庫 在庫あり
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  • 内容説明
  • 目次

石破 茂(地方創生・国家戦略特別区域担当国務大臣/元防衛大臣)推薦
安全保障は感情論ではなく徹底したリアリズムで語られるべきものであり、その意味で本書の論考は非常に参考になる。

 

民主主義という価値観を共有する諸国のパワーが低下する一方、ロシアや中国といった権威主義国やテロや多国籍企業といった非国家主体のパワーの興隆が著しい「無極化」時代。そこでは経済・政治的安定をめぐり「大国間の協調」が生まれ大国間の紛争は回避されるが、各パワーは国益増のため軍事面での水面下のゼロ・サム・ゲームを展開する。そのなかで日米同盟は当然ながら変質を迎える。それに対してどう日本は対処するのか、国家の生き残りをかけた時代が到来する。

 

[ここがポイント]
◎ オバマ政権(第一期~第二期)の安全保障政策を実証的に分析
◎ 今後の日米同盟の行方を探る

はしがき

序 章 パワー・パラドックス時代の日米関係――「危機の20年」を日本はどう乗り切るのか
 1 オバマ第二期の安全保障政策――クリントン・チームからオバミアン(Obamians)へ
 2 ピボット(Pivot)戦略からリバランシング戦略へ
 3 「地域抑止」の時代
 4 アジアでの米国の「地域抑止」――日本にとってのリバランシングとは何か
 5 尖閣諸島は「同盟の試金石」――同盟のジレンマ(巻き込まれる恐怖)に陥った米国
 6 安倍総理の参議院予算委員会での答弁――「捨てられる恐怖」に対峙する日本の立場
 7 防衛大綱の見直し
 8 防衛大綱とガイドライン見直しのシンクロナイズの重要性
 9 尖閣諸島をめぐる「ガイドラインの見直し」――シナリオ設定
 10 危機の20年

第1章 オバマ政権第一期の国防戦略(2010QDR)と日米同盟
 1 2010QDRの策定プロセス
 2 オバマ政権のアジアでの脅威認識――中国
 3 中国の遠方展開能力とエネルギー・資源戦略
 4 中国の軍事力増強が日米同盟に及ぼす脅威
 5 中国の軍事力増強が日本の安全保障に及ぼす影響
 6 台湾海峡をめぐる問題
 7 「普天間海兵隊基地」移設問題と海兵隊の位置づけ
 8 中国の軍事力強化と日米同盟の今後のシナリオ
 9 日本の採るべき選択肢

第2章 中国の台頭と日米同盟――オバマ政権の対中戦略の転換
 1 はじめに
 2 アメリカの凋落とフラット化する世界
 3 アメリカの対中政策と日米同盟
 4 日本の三つの選択肢
 5 同盟管理
 6 オバマ政権「前期」の対中戦略――「責任ある利害関係国」から「戦略的再保証」へ
 7 オバマ政権「後期」の対中戦略――「関与」から「ヘッジ」へ
 8 中国のA2AD(アクセス拒否・領域拒否)と米国のエア・シー・バトルの在沖米軍への影響
 9 米軍のヘッジ戦略と新防衛大綱の意図
 10 おわりに

第3章 米中サイバー戦――電脳龍vs.電脳鷲
 1 米国のサイバー戦
 2 サイバー戦の現実――サイバー・ドラゴン(電脳龍・中国)の暗躍
 3 米政府のサイバー戦への取り組み――サイバー・イーグル(電脳鷲・米国)の始動
 4 国防総省の取り組み――サイバー司令部の創設
 5 対テロ対策としてのサイバーセキュリティ
 6 課  題

第4章 米国の緊縮財政下での国防戦略と日米中関係
 1 米緊縮財政による国防戦略転換――対反乱作戦(COIN)から対テロ戦略(CT)へ
 2 CTのバックグラウンド――QDR2010における論議
 3 ビン・ラディン殺害戦略とCT戦略
 4 軍事費削減の米前方展開兵力ヘ及ぼす影響
 5 オバマ政権の対中戦略――「ヘッジ」と「関与」
 6 ワシントンの中国認識の大転換――「ゲーム・チェンジャー」からの脱却
 7 米国債格下げとバイデン副大統領の訪中――三つの対中ビジョン

第5章 米国の「戦略機軸」のアジア・シフトと日米同盟
    ――米軍の二正面作戦放棄のインパクト
 1 オバマ大統領の豪州議会スピーチ
 2 米国の「戦略機軸」のアジア・シフト――コインの裏と表(Pros and cons)
 3 ディフェンシブ・リアリズム(勢力均衡)からオフェンシブ・リアリズム(覇権)へ
 4 バック・パッシャー(米国)とバック・キャッチャー(同盟国)との関係
 5 米国大統領選挙の年
 6 米国の緊縮財政と軍事費削減
 7 軍事費削減四つのシナリオ
 8 グアム関連予算の行方と普天間基地移設問題

第6章 パワー・シフト下の日米同盟――沖縄と日米同盟
 1 吉田路線の呪縛
 2 アメリカ衰退論の神話
 3 緊縮財政下の米国防新戦略
 4 パネッタ国防長官の軍事費削減の真意
 5 米軍の戦争形態の変化
 6 どう読む米軍のアジア・シフト
 7 どう読む「日米合意見直し」――冷戦後三度目の米軍再編
 8 尖閣諸島と米軍の抑止力
 9 オスプレイ配備は両刃の剣――日米安保と沖縄
 10 「抑止力の維持」をどう確保するのか

第7章 アメリカ海兵隊の「抑止力」
 1 普天間基地移設問題
 2 何に対する「抑止力」なのか
 3 どう「抑止」するのか
 4 在日海兵隊のロール・アンド・ミッション
 5 海兵隊の抑止機能①――朝鮮半島作戦計画(OPLAN)
 6 海兵隊の抑止機能②――台湾海峡有事計画(OPLAN5077)
 7 「距離の専制」の論理――なぜ、海兵隊は沖縄にいる必要があるのか

第8章 アメリカ海兵隊創設の歴史と役割の変遷
 1 海兵隊の組織
 2 海兵隊の起源
 3 海兵隊の創設――トリポリからモンテズマまで
 4 水陸両用作戦の完成に向かって
 5 朝鮮戦争と海兵隊
 6 ベトナム戦争と海兵隊
 7 ベトナム以後の海兵隊――変化する海兵隊の役割と任務

第9章 第二期オバマ政権下の日米同盟――安倍政権は領土問題をいかに解決するか
 1 オバマ再選の意味するもの
 2 再選オバマ大統領の課題
 3 日本の領土問題と日米同盟
 4 自民党政権の復活と日米同盟

第10章 アメリカの「中東回帰」――ピボッ卜はアジアから中東へ⁉
 1 米国覇権の終焉――新孤立主義へ向かうアメリカ
 2 「アラブの春」とシリア
 3 オバマ政権とシリア
 4 割れるシリア非難――シリア攻撃の是非
 5 シリアでの化学兵器使用とアメリカの対応
 6 オバマ大統領の決断
 7 シリア攻撃の中止――ロシアの仲介
 8 シリアの現状と今後の中東
 9 オバマ政権のイラン政策
 10 イスラエルの反発

終 章 オバマ政権第二期の国防戦略(2010QDR)――オバマ・ドクトリン
 1 オバマ大統領アジア歴訪後のアジア情勢
 2 バランサーとなった米国
 3 オバマ・ドクトリンと日米同盟
 4 ユーラシア同盟の復活か――米国の戦略的誤算⁉
 5 エネルギー地政学――ユーラシア・パイプライン
 6 南シナ海と東シナ海における中国の挑発
 7 集団的自衛権行使で何ができるのか

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