• 哲学・思想
  • 政治・法律
  • 心理
  • 世界史
  • 経済
  • 教育
  • 日本史
  • 経営
  • 保育
  • 社会福祉
  • 社会
  • 評論・自伝
  • 自然科学
  • 児童書
  • 文学・言語
  • 資格・実用

原発災害はなぜ不均等な復興をもたらすのか 福島事故から「人間の復興」、地域再生へ

原発災害はなぜ不均等な復興をもたらすのか

被災地への帰還が進む中、原子力災害からの復興に向けて何をすべきか、その政策的課題を明らかにする。

著者 除本 理史 編著
渡辺 淑彦 編著
ジャンル 政治・法律 > 政策
経済 > 社会政策
社会 > 環境
出版年月日 2015年06月30日
ISBN 9784623073757
判型・ページ数 A5・280ページ
定価 定価3,080円(本体2,800円+税)
在庫 在庫僅少
ショッピングカートに入れる
書評投稿はこちら
この本に関するお問い合わせ、感想
  • 内容説明
  • 目次

本書は、福島県弁護士会の原発事故対策プロジェクトチームと日本環境会議ふくしま地域・生活再建研究会による川内村の実態調査を主軸に、「人間の復興」に向けた政策的課題を明らかにする。原子力災害において「人間の復興」をいかに実現するか。そのためにどのような施策が必要なのか。公害被害者補償の専門家らによる、待望の研究・活動の成果がついに明らかになる。

 

[ここがポイント]
◎ 被災地の復興が進むいまこそ取り組むべき課題を多角的に論じる。
◎ 研究者と実務家が共同で復興に向けた提言を行う。

はしがき
 第Ⅰ部 不均等な復興――福島復興政策の現段階をどうみるか
第1章 不均等な復興とは何か(除本理史)
第2章 原発避難の開始から帰還政策へ――3.11以降の経緯を振り返る(除本理史・土井妙子)
第3章 被害の社会的拡大とコミュニティ再建をめぐる課題——地域分断への不安と発言の抑制(藤川賢)
 第Ⅱ部 復興政策と住民、地域社会――福島第一原発30km 圏の現実から
第4章 帰還自治体における住民の生活基盤の回復――福島県浜通りの物流と川内村の商業機能を中心に
    (渡辺淑彦・頼金大輔)
第5章 川内村への帰還と教育をめぐる課題――放射能汚染対応・カリキュラム改革・高校選択(土井妙子)
第6章 避難地域の医療・福祉にみる復興の課題――原発避難者の健康リスクと医療体制の問題から考える
    (尾崎寛直・渡邊真也・松本寛之・足立龍太・石塚政人・齊藤好明)
第7章 放射能汚染と「人間」「空間」「時間」――川内村における除染の取り組み(片岡直樹)
第8章 復興政策と地域社会――広野町の商工業からみる課題(高木竜輔)
 第Ⅲ部 生活再建から地域再生へ――制度・政策の問題点と課題を考える
第9章 原発賠償の仕組みと問題点――生活再建と地域再生に向けた課題(平岡路子・除本理史)
第10章 「線引き」による賠償格差とそれに抗する住民の取り組み(小海範亮)
第11章 原発事故被害者に対する支援政策の課題――避難住宅政策と医療・健康対策について(森川清・山川幸生)
第12章 除染と「健康に生きる権利」(礒野弥生)
第13章 生産から検査までの持続可能で体系立った放射能対策の構築――原子力災害からの農業再生に向けて(石井秀樹)
あとがき/索引

関連書籍

PAGE TOP

  • 在庫のお問い合わせについて
  • テキスト採用をお考えの方へ
  • 補助教材
  • 書店様へ
  • 発達_定期購読
  • 究 定期購読
  • 公認心理師カリキュラム対応テキストのご案内
  • ミネルヴァ通信ダウンロード
  • 最新保育小六法・資料集2023_サポートページ

お知らせ

RSS
もっと見る
  • 新刊一覧
  • シリーズ一覧
  • 近刊一覧
  • 重版一覧
  • 受賞一覧
  • カートを見る

会社概要

株式会社 ミネルヴァ書房

- 学術図書出版 -

【本社】
京都市山科区日ノ岡堤谷町1

アクセスマップ

(代表) Tel. 075-581-5191
  Fax.075-581-8379
(営業) Tel. 075-581-0296
  Fax.075-581-0589

【東京】
〒101-0062
東京都千代田区神田駿河台3-6-1
菱和ビルディング2階

アクセスマップ

Tel. 03-3525-8460

Fax. 03-3525-8461