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社会統計学ベイシック

社会統計学ベイシック

データ分析を体験するなかで、統計学的思考を学ぶ。

著者 片瀬 一男
阿部 晃士
高橋 征仁
ジャンル テキスト > 社会 > 社会統計学
経済
社会
出版年月日 2015年09月10日
ISBN 9784623074037
判型・ページ数 A5・314ページ
定価 定価3,300円(本体3,000円+税)
在庫 在庫あり
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  • 内容説明
  • 目次

本書は、人文社会科学系の学生が社会統計学の考え方を基礎から学ぶことで、「社会調査士」資格の取得に加えて、情報化社会における「市民的教養」としての統計リテラシーを身につけることを目指す。全15章構成で、大学の半期講義に対応。一般読者も自習できるよう、平易な記述スタイルとし、例題と学習課題も用意。具体的な分析例を豊富に用いて、実際にデータ分析を体験するなかで統計学的思考を学ぶ。

[ここがポイント]
◎ 15章構成で、大学の半期講義に対応。
◎ 一般読者でも自習できるよう、平易な記述スタイル。
◎ 例題と学習課題を用意し、実際に問題を解きながら、統計学の知識を身につける。
◎ 具体的な分析例を豊富に用いて、実際にデータ分析を体験するなかで統計学的思考を身につける。

はじめに
本書の使い方/本書で用いる記号一覧

第1章 社会調査はどのように行われるのか
 社会調査の目的――記述と説明
 説明とは何か
 調査設計の手順
 因果図式から質問文作成まで
 変数とは何か
 まとめ

第2章 調査データをどう分析するのか
 社会事象の記述
 社会事象の説明
 統計的説明とは何か
 統計的検定はなぜ必要か
 まとめ

第3章 度数分布表を作成する
 離散変数と連続変数
 度数分布を取る
 グラフの作成――棒グラフ・ヒストグラム・度数多角形
 累積度数分布
 パーセンタイルと分位数
 まとめ

第4章 度数分布を記述する
 分布の中心を表す代表値
 分布の散らばりを表す変動の測度⑴――離散変数の場合
 分布の散らばりを表す変動の測度⑵――連続変数の場合
 Z得点と偏差値
 まとめ

第5章 クロス集計表を作成する
 仮説による変数間の関係の説明
 クロス集計表
 クロス集計表の作成の留意点
 仮説の検定
 まとめ

第6章 クロス集計表を分析する
   ――カイ二乗検定
 カイ二乗検定の考え方
 統計的独立の予測
 χ2値の計算
 クロス集計表の自由度
 カイ二乗分布表
 まとめ

第7章 2つの平均の差を検定する⑴
    ――正規分布
 確率分布
 正規分布とその性質
 2つの平均の差の検定(標準誤差が既知の場合)
 まとめ

第8章 2つの平均の差を検定する⑵
    ――t検定
 片側検定と両側検定
 t分布とその性質
 2つの平均の差の検定(標準誤差が未知の場合のt検定)
 まとめ

第9章 複数の平均の差を検定する
    ――分散分析
 分散分析の基本的な考え方
 群所属の効果
 平方和(SS:Sum of Squares)
 平均平方(MS:Mean Squares)
 F分布と分散分析表
 まとめ

第10章 2つの連続変数間の関係を推定する⑴
    ――回帰分析の基礎
 2つの連続変数間の関係を示す方法
 回帰式の推定
 まとめ

第11章 2つの連続変数間の関係を推定する⑵
    ――回帰分析の応用
 2つの連続変数の関連の測度
 標準回帰係数(ベータ係数)
 回帰分析と相関係数に関する有意性検定
 まとめ

第12章 離散変数間の関連を測定する
    ――関連係数
 離散変数のための関連の測度
 最適予測係数(ラムダ)
 コンティンジェンシー係数
 2×2クロス表の活用
 ユールの関連係数Q
 φ(ファイ)係数
 まとめ

第13章 エラボレーション⑴
    ――擬似相関と交互作用
 第3変数を導入するねらい
 多重クロス表の作成
 エラボレーションのタイプ
 説明(ⅡA)ないし媒介(ⅡB)
 特定(Ⅳ)
 まとめ

第14章 エラボレーション⑵
    ――偏相関係数と付加効果
 偏相関係数
 偏相関係数と標準化回帰係数
 付加効果(ⅢA,ⅢB)
 混合型(Ⅴ)
 まとめ

第15章 講義のまとめ
    ――調査報告書や論文の読み方・書き方
 統計学の学習における盲点――統計リテラシーの3要素
 情報化社会と統計リテラシー
 社会的構成物としての調査,データ,報告書
 記述レベルでの誤解と誤用
 説明レベルでの誤解と誤用
 まとめ――統計リテラシーのステップアップのために

付表A カイ二乗分布表:カイ二乗検定での主な限界値
付表B 正規分布表:標準正規分布において0からzの間の値が生起する確率(面積:p) 
付表C t分布表:t検定での主な限界値
付表D-1 F分布表:F検定での主な限界値(片側検定の有意水準 α=0.05)
付表D-2 F分布表:F検定での主な限界値(片側検定の有意水準 α=0.01)
引用文献
学習を進めるための推薦図書
学習課題解答
索 引
[コラム]
 ①社会調査にはどのような種類があるのですか。
 ②統計的検定は,どのような考え方にもとづくのでしょうか。
 ③最近,社会調査の回収率が低下していると言われますが,本当でしょうか。
 ④計算結果は何桁まで求めればよいのでしょうか。
 ⑤Σ(シグマ)記号は何を表しているのでしょうか。
 ⑥電卓についているM+やMRのキーはどう使うのですか。効率よく電卓を使う方法を教えてください。
 ⑦カイ二乗分布とはどのようなものでしょうか。
 ⑧中心極限定理は,具体的にはどのようなものでしょうか。
 ⑨正規分布を利用して信頼区間を設定する方法を教えてください。
 ⑩回帰分析や相関係数に,外れ値はどんな影響を与えるのでしょうか。
 ⑪調査票では,回答の選択肢が2つしかない設問をあまりみかけないのですが,
  2値変数を用いるのはどんなときですか。
 ⑫順序付け可能な離散変数については,どのような関連係数を用いればよいでしょうか。 
 ⑬「社会調査士」とは,どのような資格でしょうか。どうすれば取得できますか。
 ⑭データアーカイブが最近,利用できると聞きましたが,どのようにしたら利用できるのでしょうか。

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