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邪馬壹国の歴史学 「邪馬台国」論争を超えて

邪馬壹国の歴史学

古田武彦が切り拓いた古代史とは。魏志倭人伝、俾弥呼、長里と短里、二倍年暦…邪馬壹国論の全貌が分かる、待望の道案内。

著者 古田史学の会
ジャンル 日本史
シリーズ 日本史 > シリーズ〈古代史の探求〉 13
出版年月日 2016年03月30日
ISBN 9784623075959
判型・ページ数 4-6・324ページ
定価 定価3,300円(本体3,000円+税)
在庫 在庫あり
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  • 内容説明
  • 目次

古田武彦が『「邪馬台国」はなかった』を発表して44年、この間の全ての考古学・文献史学における新事実が、邪馬壹国が九州博多湾岸に存在したことを裏付けし、その科学的研究手法の正しさが証明されている。本書では、その絶え間ない研究を集大成する一方、三国志の中での倭人伝の驚くような位置づけ、長里と短里のフィロロギー、泄謨觚(せもこ)・柄渠觚(へくこ)の真実など、最新の研究成果を掲載する。

 

[ここがポイント]
◎ 邪馬壹国論の全貌がこの一冊で分かる。
◎ 古田武彦の論考も収める。

はじめに――追悼の辞(古賀達也)
「短里」と「長里」の史料批判――フィロロギー(古田武彦)

序 「邪馬台国」から「邪馬壹国」へ(古田武彦)

 Ⅰ 短里で書かれた『三国志』
1 「邪馬壹国」はどこか――博多湾岸にある(古田武彦)
2 『倭人伝』の里程記事は正しかった(正木 裕)
  ――「水行一日五百里・陸行一刻百里、一日三百里」と換算
3 中国内も倭国内も短里(古田武彦)
4 「倭地、周旋五千余里」の解明(野田利郎)
5 『三国志』のフィロロギー(古賀達也)
  ――「短里」と「長里」混在理由の考察
6 短里と景初(西村秀己)
  ――誰がいつ短里制度を布いたのか
7 古代の竹簡が証明する魏・西晋朝短里(正木 裕)
  ――「張家山漢簡・居延新簡」と「駑牛一日行三百里」
8 「短里」の成立と漢字の起源(正木 裕)
  ――「短里」の成立は殷代に遡る
9 『三国志』中華書局本の原文改定(古賀達也)

 Ⅱ 「邪馬壹国」の文物
1 女王国はどこか――矛の論証(古田武彦)
2 銅鐸問題(古田武彦)
3 「卑弥呼の鏡」特注説(古田武彦)
4 絹の問題(古田武彦)
5 鉄の歴史と「邪馬壹国」(服部静尚)
6 三十国の使いと「生口」(古田武彦)

 Ⅲ 二倍年暦
1 陳寿が知らなかった二倍年暦(古田武彦)
2 盤古の二倍年暦(西村秀己)

 Ⅳ 倭人も太平洋を渡った
1 裸国・黒歯国の真相(古田武彦)
2 エクアドルの遺跡問題(古田武彦)
3 エクアドルの大型甕棺(大下隆司)
  ――「倭国南界を極むる也。光武以って印綬を賜う」

 Ⅴ 『三国志』のハイライトは倭人伝だった
1 『三国志』の歴史目的(古田武彦)
2 『三国志序文』の発見(古田武彦)

 Ⅵ 「邪馬壹国」と文字
1 「卑弥呼」と「壹」の由来(古田武彦)
2 『魏志倭人伝』の「都市牛利」(古田武彦)
3 北朝認識と南朝認識――文字の伝来(古田武彦)
4 『魏志倭人伝』の国名(古田武彦)
5 官職名から邪馬壹国を考える(古田武彦オ
6 『魏志倭人伝』伊都国・奴国の官名の起源(正木 裕)
  ――「泄謨觚・柄渠觚・兕馬觚」は周王朝との交流に淵源を持つ

 Ⅶ 全ての史学者・考古学者に問う
1 纒向遺跡は卑弥呼の宮殿ではない(古賀達也)
2 邪馬台国畿内説と古田説がすれ違う理由(服部静尚)
3 庄内式土器の真相(米田敏幸)
  ――古式土師器の交流からみた邪馬壹国時代の国々
4 「邪馬台国」畿内説は学説に非ず(古賀達也)

編集後記(服部静尚)
巻末史料1 倭人伝(紹煕本三国志)原文
巻末資料2 倭人伝(紹煕本三国志)読み下し文(古田武彦)
事項索引/人名索引

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