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社会的養護

社会的養護

「新しい社会的養育ビジョン」の内容等最新の動向をふまえ、社会的養護の歴史や制度の概要について学ぶことができるテキスト

著者 倉石 哲也 監修
伊藤 嘉余子 監修・編著
福田 公教 編著
ジャンル テキスト > 保育 > 社会的養護
テキスト > 社会福祉 > 社会的養護
保育
社会福祉
シリーズ 保育 > MINERVAはじめて学ぶ子どもの福祉 5
出版年月日 2018年11月30日
ISBN 9784623079308
判型・ページ数 B5・240ページ
定価 定価2,420円(本体2,200円+税)
在庫 在庫あり
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  • 目次
保育や児童福祉に関わる専門職を目指す学生のためのテキスト。第5巻「社会的養護」は、先般発表された「新しい社会的養育ビジョン」の内容等最新の動向をふまえ、わかりやすく社会的養護の歴史や制度の概要、子どもの権利について学ぶことができる。データや図解も豊富に収載。コマ数に合わせた全30レッスン形式で、レッスン末にはディスカッション・調べ学習などの演習課題が掲載されており、授業で使いやすいテキスト。

[ここがポイント]
◎ 2017年3月告示の「保育所保育指針」「幼保連携型認定こども園教育・保育要領」に対応
◎ 社会的養護の最新動向が学べる
◎ 社会全体で子どもを育むという考え方がわかる。
はじめに


第1章 現代社会における社会的養護の意義

レッスン1 子どもの養護問題の現状と子ども虐待
 1 社会的養護とは
 2 社会的養護で暮らす子どもたち
 3 児童養護施設の現状

レッスン2 社会的養護の再編:子どもの権利擁護から考える
 1 社会的養護の再編の方向性
 2 国際社会からの圧力
 3 新しい社会的養護

レッスン3 社会的養護の必要性
 1 児童福祉法の制定
 2 持続可能な社会
 3 社会的養護の基本理念

 ●コラム 施設の形態(大舎制・中舎制・小舎制)


第2章 社会的養護の歴史的変遷と今日的課題

レッスン4 社会的養護の歴史(1)古代から大正期まで
 1 古代における子どもの救済
 2 中世における子どもの救済
 3 近世における子どもの救済
 4 明治期における子どもと家庭に対する社会事業
 5 大正期における子どもと家庭に対する社会事業

レッスン5 社会的養護の歴史(2)昭和期から現代まで
 1 戦前・戦後の児童保護
 2 1950〜1970年代の社会的養護の変遷
 3 1997年から現在までの社会的養護の変遷

レッスン6 近年の社会的養護の課題
 1 「新しい社会的養育ビジョン」
 2 社会的養護の現状
 3 代替養育(社会的養護)の質の向上
 4 新ビジョンをめぐる今後の課題

 ●コラム 家庭的な養育環境と「当たり前の生活」とは


第3章 社会的養護の制度と実施体系

レッスン7 社会的養護の体系
 1 社会的養護とは
 2 社会的養護の実施体制
 3 社会的養護の枠組み

レッスン8 施設養護
 1 施設養護とは
 2 施設養護の専門職
 3 施設養護の実際

レッスン9 家庭的養護
 1 子どもの成長発達の場としての家庭環境の保障
 2 里親制度
 3 小規模住居型児童養育事業(ファミリーホーム)
 4 養子縁組制度
 5 家庭的養護の推進に向けての課題

 ●コラム 子どもが地域から切り離されることなく育つには


第4章 子どもの権利擁護と社会的養護

レッスン10 国連ガイドラインが示す社会的養護のあり方
 1 国連ガイドライン採択のプロセス
 2 国連ガイドラインの内容
 3 国連ガイドラインと日本の社会的養護のあり方

レッスン11 施設等における子どもの虐待
 1 被措置児童等虐待の現状
 2 被措置児童等虐待の防止

レッスン12 社会的養護における子どもの権利・人権擁護
 1 社会的養護の指針における権利擁護
 2 施設等で生活する子どもへの権利擁護の取り組み
 3 子ども間の暴力等の防止
 4 苦情解決のしくみ
 5 第三者評価

 ●コラム 子どもへのまなざし


第5章 社会的養護の理念と原理

レッスン13 社会的養護を支える理念
 1 社会的養護の基本理念
 2 施設養護の理念としてのノーマライゼーション
 3 社会的養護の役割と基本的方向

レッスン14 社会的養護を支える理論
 1 養護理論検討の契機となったホスピタリズム論争
 2 集団主義養護理論
 3 積極的養護理論
 4 家庭的養護理論

レッスン15 社会的養護を支える原理・原則
 1 運営指針と第三者評価
 2 運営指針で定める「社会的養護の原理」
 3 社会的養護の原理と子どもの自立支援

 ●コラム 里親家庭や養子縁組家庭での「真実告知」と絵本


第6章 施設養護の実践と方法

レッスン16 乳児院
 1 乳児院の位置づけ 
 2 施設の現状
 3 養育の特徴
 4 今後大切になってくること

レッスン17 児童養護施設
 1 児童養護施設の位置づけ
 2 児童養護施設の概況
 3 養育の特徴
 4 今後の課題

レッスン18 児童心理治療施設
 1 児童心理治療施設の位置づけ
 2 施設の状況
 3 養育の内容
 4 今後の課題

レッスン19 児童自立支援施設
 1 児童自立支援施設の位置づけ
 2 施設の状況
 3 養育と教育の内容
 4 今後の課題

レッスン20 母子生活支援施設
 1 母子生活支援施設の位置づけ
 2 施設の現状
 3 養育の内容
 4 今後の課題

レッスン21 自立援助ホーム
 1 児童自立生活援助事業の位置づけ
 2 事業の概況
 3 自立支援の内容
 4 今後の課題

 ●コラム 広まる「子ども食堂」の取り組み


第7章 家庭養護の実践

レッスン22 里親制度
 1 家庭養護の充実を目指して
 2 里親制度
 3 小規模住居型児童養育事業(ファミリーホーム) 
 4 今後の課題

レッスン23 養子縁組制度
 1 家庭養護の充実を目指して
 2 特別養子縁組の概況
 3 養子の発達段階別の課題
 4 今後の課題

レッスン24 里親・養親への支援
 1 里親支援・養親支援の経緯
 2 児童相談所の役割と里親支援機関事業
 3 里親支援専門相談員(里親支援ソーシャルワーカー) 
 4 今後の課題

 ●コラム 「支援につながる」ということ


第8章 社会的養護に求められる専門性と援助技術

レッスン25 社会的養護における保育士等の倫理と責任
 1 専門職として子どもや家族に向き合うということ
 2 ソーシャルワーク実践における倫理 
 3 保育士の倫理

レッスン26 職員研修・里親研修の現状と課題
 1 社会的養護にたずさわる専門職の資質向上の必要性
 2 児童福祉施設における職員研修
 3 里親研修

レッスン27 施設運営(アドミニストレーション)の課題
 1 施設運営の基本理念
 2 法人組織
 3 施設の運営管理
 4 施設運営の最低基準

 ●章末事例 里親支援専門相談員による専門性を生かした支援


第9章 社会的養護の課題と展望

レッスン28 パーマネンシープランニング
 1 パーマネンシープランニングとは
 2 パーマネンシープランニングからみた日本の養子縁組

レッスン29 子どもの親・家族への支援
 1 日本における家族支援の実際
 2 具体的なプログラム
 3 子どもの実の親とともに子育てを

レッスン30 地域支援機能の拡充と社会的養護
 1 地域支援機能拡充の一環としての児童家庭支援センター
 2 新しい社会的養護を支える役割

 ●コラム 子どもの養育者であり続けるためのコツ


さくいん

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