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災害ボランティア入門 実践から学ぶ災害ソーシャルワーク

災害ボランティア入門

学生ボランティアとして知るべきこと、活動のイメージ、さらに体験を平常時の備えにどう活かすかについて具体的にまとめた

著者 山本 克彦 編著
ジャンル テキスト > 社会福祉 > ボランティア論
社会福祉
出版年月日 2018年04月20日
ISBN 9784623080533
判型・ページ数 A5・266ページ
定価 定価2,750円(本体2,500円+税)
在庫 在庫あり
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  • 目次
「エンパワメントは全身の学びあいからレジリエンスは助け合いから」を示した学生たちに感謝したい。
本書は、「学生ボランティア」として災害に立ち向かった実践の記録であり、災害支援の手引書でもある。
その中に、ソーシャルワークの本質が秘められている。必読の書として推薦する。
「広がれボランティアの輪」連絡会議会長、同志社大学教授、一般社団法人日本ソーシャルワーク教育学校連盟副会長
上野谷加代子氏推薦!

災害ボランティアとして知るべきこと、活動のイメージ、さらに体験を平常時の備えにどう活かすかについて具体的にまとめた本書は、災害ソーシャルワークを専門とする編著者と、先駆的に学生による災害ボランティアを実践する共著者による実践知が満載。被災地の人びとを支えたいという学生の思いを大切にし、動きにつなげる1冊。


[ここがポイント]
◎ 学生ボランティアとして知るべきこと、活動のイメージ、体験を平常時の備えにどう活かすかについて具体的にまとめた1冊。
◎ 災害ソーシャルワークを専門とする編著者と、先駆的に学生による災害ボランティアを実践する共著者による実践知が満載。
はじめに



 第1部 総論


知る

 1 どの時期にも,学生ボランティアは被災地の力 Ⅰ――災害現場のフェーズを知る
  1-1 学生ボランティアの力――「オモイ」を「カタチ」に
  1-2 学生ボランティアの役割

 2 どの災害にも災害VC(学生ボランティア活動)は被災地の力――災害ボランティア活動推進となる社会のしくみを知る
  2-1 特定非営利活動促進法(NPO法)の施行から変化したボランティア
  2-2 協働により高まるニーズ対応力,ボランティア活動への期待
  2-3 災害対策基本法の改正によるボランティア活動の推進

 3 どの時期にも,学生ボランティアは被災地の力 Ⅱ――災害ボランティアの役割・期待の変化を知る
  3-1 災害ボランティアとは何か
  3-2 「行為者」から「支援者」へ
  3-3 災害ボランティアの役割・期待の変化――参加・参画・協働へ


動く

 1 災害ボランティアへの準備ポイント「情報収集」 ――災害ボランティアの姿勢・マナー・ルールを確認する
  1-1 災害によって地域はどう変わるのか
  1-2 被災地に負担をかけない
  1-3 状況を読み慎重に関わること
  1-4 災害ボランティアまでの流れ――さまざまな時期と情報

 2 災害現場活動必須ポイント「自己覚知」 ――自分を知り,活動を意味づける
  2-1 自分を知るということ――ジョハリの窓
  2-2 「よそ者」であることを知る
  2-3 「わか者」であることを活かす
  2-4 活動を意味づける
  2-5 関わり方を読む

 3 災害現場入り準備ポイント「資源活用」 ――学生ボランティア活動を支える社会のしくみにつながる
  3-1 災害時における資金の種類
  3-2 「支援金」としていち早く動き出した「ボラサポ」
  3-3 ボラサポの特徴
  3-4 ボラサポによる支援活動から見えた活動成果
  3-5 活動事例から学ぶ
  3-6 資源を活かすために求められる努力


つなぐ

 1 「平常時」につながる災害現場活動――被災者によりそい,被災地主体を尊重する
  1-1 あらためて,災害ボランティアとは
  1-2 「被災者側」から考える
  1-3 被害における「関係」とは
  1-4 被災地を外からの支援とつなぐ
  1-5 平常時と災害時をつなぐ

 2 「災害時」につながる平常時活動 Ⅰ――災害ボランティアにつなぐ,ふだんの取り組み
  2-1 はじまりは学生のオモイ
  2-2 災害支援の経験を平常時に
  2-3 現場感覚を持ち続ける
  2-4 災害ボランティアを平常時に組織化する

 3 「災害時」につながる平常時活動 Ⅱ――災害ボランティアから,ふだんの防災・減災へ
  3-1 備えることの意味
  3-2 災害支援の経験を平常時に――2007年の取り組み
  3-3 東日本大震災へのカウントダウン――2008年・2009年・2010年の取り組み
  3-4 東日本大震災の発生――2011年の取り組み



 第2部 提言



知る

 1 熊本地震でのVC運営支援から実行委員会設立による活動
  1-1 熊本地震における学生ボランティアの活動
  1-2 救急救命期――支援物資の仕分け作業
  1-3 緊急援助期――災害VC運営支援
  1-4 生活支援・住宅再建期――コミュニティ形成支援・子ども学習支援
  1-5 これからの活動に必要なもの

 2 災害時におけるソーシャルワークと社会連携の意味
  2-1 災害時に佛教大学ではどのような活動を行ってきたのか
  2-2 災害支援におけるソーシャルワークの視点
  2-3 日常と災害を連動させる――災害にも強い地域づくり

 3 ひょうごボランタリープラザの災害ボランティア,学生ボランティア活動の支援
  3-1 ボランタリープラザの災害ボランティア活動支援
  3-2 熊本地震災害でのボランタリープラザの支援活動
  3-3 災害ボランティア活動から復興のまちづくり・社会づくりへ


動く

 1 学生ボランティアを支える共働プラットホームと災害支援 
  1-1 学生たちの共働
  1-2 三田支援ネットの立ち上げ
  1-3 学生主体による災害ボランティア活動
  1-4 大学ができる後方支援
  1-5 共働プラットフォームとは
  1-6 「里帰りボランティア」
  1-7 終わりがはじまりに

 2 災害と子どもの心のケア――病気のある子どもたちが教えてくれた大切なこと
  2-1 災害を受けた子どもたちの状況
  2-2 子どもたちの喪失
  2-3 支援者は子どもたちを「いかにして子どもに戻すか」 
  2-4 お願い「自分を大切に」

 3 学生自身でニーズを見極めた仮設住宅支援の活動――復興前期
  3-1 新潟県中越沖地震の概要
  3-2 先遣という役割
  3-3 具体的に「動き始める」には
  3-4 PDCAサイクルとOODAループの違い
  3-5 「動く」ことを描く
  3-6 参加するボランティアから,参画するボランティアへ
  3-7 学生ボランティアによるゆるやかなアウトリーチ


つなぐ

 1 神戸市長田区社会福祉協議会と教育機関の協働
  1-1 震災後の教育環境と総合的な学習の時間
  1-2 キッズサポート事業の始まり
  1-3 サンタクロースの贈り物
  1-4 ボランティアバスへの挑戦と失敗
  1-5 大学にボランティアセンターを設置
  1-6 2010年の地元水害
  1-7 応援欲求

 2 東日本大震災における学生ボランティア活動の実践――いわてGINGA-NETプロジェクトを事例として
  2-1 災害時における学生ボランティア活動
  2-2 いわてGINGA-NETプロジェクトの実践
  2-3 滞在拠点の整備・運営
  2-4 災害時における学生ボランティア活動のあり方
  2-5 いわてGINGA-NETプロジェクトのいま
  2-6 学生ボランティア活動は平時からの取り組みが要

 3 全国展開する学生ボランティア団体,IVUSAによる災害救援活動 
  3-1 熊野市での台風災害の救援活動
  3-2 熊野市での現在の活動
  3-3 災害ボランティアの前に準備しておくこと
  3-4 一度は災害ボランティアに行ってみよう

 4 熊本地震,九州北部豪雨災害へとつなぐ学生ネットワーク
  4-1 うきはベース開設に至るまでの経緯
  4-2 うきはベースについて
  4-3 活動のうつりかわり
  4-4 災害時における大学生のためのボランティア拠点の意義とは

 5 高知県立大学のイケあい地域災害学生ボランティアセンター
  5-1 イケあい地域災害学生ボランティアセンターとは
  5-2 東日本から戻った学生たちの防災活動
  5-3 成功要因と今後の課題
  5-4 学生が防災活動を行うにあたっての支援体制の重要性

 6 広島土砂災害での学生による活動――学生ボランティア団体OPERATIONつながり
  6-1 広島市大規模土砂災害の発生
  6-2 ボランティア活動を始めるための準備
  6-3 「学生の強み」を活かした活動
  6-4 大学内に滞在し,組織運営を調整する「運営本部」 
  6-5 オモイをつなぐことのできる組織運営



おわりに

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