人文系、社会科学系などの垣根を越え、読書人のための知の道しるべをめざす雑誌『ミネルヴァ通信「究」』。河合俊雄、西谷公明、新宮一成ほか充実の連載陣。
書物逍遙
やっかいな本、やっかいな女(金原瑞人)
こころの最前線と古層(二四)
夢とこころの古層(河合俊雄)
ユーラシア・ダイナミズム(一七)
ロシアはどう生きるべきか(西谷公明)
現代社会をみる論理(五)
空気とエコロジー⑴(中島啓勝)
子育ての自然誌(五)
ルソーの野望(高田 明)
中国ムスリムからの眺望⑶(中西竜也)
声の言葉と手の言葉(一四)
盲ろう者のコミュニケーション(菊澤律子)
虫たちの日本中世史(二三)
恋する人の魂と蛍(植木朝子)
ラカンの崇高、フロイトの不気味(二六)
不気味への帰還(その二)(新宮一成)
人と人が繫げた日米関係(四六)
軋みだす日米関係⑵(簑原俊洋)
京都町家歳時記(三九)
人をつなぎ、歴史を結ぶ、下丸屋町(山中恵美子)
ミネルヴァ日本評伝選「自著を語る」
男に為せない女の力(朧谷 寿)
「スピンオフ」の経営学(二)
「プレハブ」住宅産業をリードするビジネスシステムの構築(吉村典久)
政治学の古典を読む(二四)
神話の政治化への理性の挑戦(瀧井一博)
本をめぐる声
裁判所の中の本屋(有限会社法務図書センター 岡村正純)
京都再発見
和装はきもの(﹅や)
■編集後記 ■ミネルヴァ書房2018年8月 新刊案内
■表紙作品/石川九楊「鉛筆痕(えんぴつこん)2018.8」