人文系、社会科学系などの垣根を越え、読書人のための知の道しるべをめざす雑誌『ミネルヴァ通信「究」』。河合俊雄、西谷公明、吉村典久ほか充実の連載陣。今号より鈴鹿可奈子による新連載「京の美味・雅味・情味」を開始。
書物逍遙
ことばだけでなく画像も(井上史雄)
こころの最前線と古層(二六)
中世と夢(河合俊雄)
ユーラシア・ダイナミズム(一九)
七〇〇年来のロシアの古層(西谷公明)
現代社会をみる論理(七)
信仰とバイオロジー⑴(中島啓勝)
子育ての自然誌(七)
自然に学ぶこと(高田 明)
予防の倫理学(二)
オートバイのヘルメット着用義務を考える(児玉 聡)
声の言葉と手の言葉(一六)
学術会議での使用言語⑴(菊澤律子)
虫たちの日本中世史(二五)
腐草、蛍となる(植木朝子)
ラカンの崇高、フロイトの不気味(最終回)
人間が人間であることの崇高と不気味(新宮一成)
人と人が繫げた日米関係(四八)
軋みだす日米関係⑷(簑原俊洋)
新連載 京の美味・雅味・情味(一)
やっぱり、美味しい(鈴鹿可奈子)
「スピンオフ」の経営学(四)
今上天皇生前退位の先例、光格天皇とは(藤田 覚)
社会学の古典を読む(二七)
子が親を、孫が子を超える経営とは(吉村典久)
社会学の古典を読む(二七)
アメリカという「鏡」を通じて日本文化を理解する(毛利嘉孝)
本をめぐる声
「読書」を応援し、「本との出会い」を演出する(岡山大学生協ブックストア 志水一平)
京都再発見
みすや針(三條本家 みすや針)
■編集後記 ■ミネルヴァ書房2018年10月 新刊案内
■表紙作品/石川九楊「鉛筆痕(えんぴつこん)2018.10」