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折口信夫 神性を拡張する復活の喜び

折口信夫

神道、大嘗祭、そして天皇とは… 神話を読み替える折口学の地平。

著者 斎藤 英喜
ジャンル 哲学・思想
日本史
評論・自伝
シリーズ 評論・自伝 > ミネルヴァ日本評伝選
出版年月日 2019年01月10日
ISBN 9784623085170
判型・ページ数 4-6・436ページ
定価 定価3,850円(本体3,500円+税)
在庫 在庫あり
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  • 内容説明
  • 目次
折口信夫(釈迢空)(1887〜1953) 民俗学者、国文学者。
独創的な国文学・民俗学・芸能史を展開し、歌人・詩人としても活躍した折口信夫。折口学とも呼ばれる世界はいかに打ち立てられたか。神道学者としての姿を軸に、「国家神道」の時代を生きた、その学問と生涯を描く。

◎ 国文学、民俗学に独自の世界を築き、いまもなお議論が続いている折口信夫について、神道学者としての側面から解明する。
◎ 折口は大嘗祭、神道、そして天皇をどのように見ていたのか。
はじめに

序 章 「神道学者」としての折口信夫
 1 近代神道史の中の折口信夫
 2 本書の方法と現在的な課題

第一章 「折口信夫」の誕生まで
 1 大阪木津村から大和・飛鳥坐神社へ
 2 國學院大學・神風会・柳田國男

第二章 「よりしろ」論と大正期の神道、神社界――「髯籠の話」「異訳国学ひとり案内」「現行諸神道の史的価値」
 1 「髯籠の話」の深層へ
 2 「国学・神道=国民道徳論」への批判
 3 知られざる論考、「現行諸神道の史的価値」

断章1 弟子たちとの生活

第三章 神授の呪言・まれびと・ほかひびと――「国文学の発生」
 1 「国文学の発生」と「神道史の研究」
 2 「春の初めに来る神」は何を語ったのか
 3 「まれびと」の視界

第四章 沖縄へ、奥三河へ――「琉球の宗教」「古代生活の研究」「山の霜月舞」
 1 折口信夫、沖縄へ渡る
 2 「山の霜月舞」の村へ
 3 「大神楽」と鎮魂
 4 奥三河と沖縄とを架橋するもの

第五章 「神道史の研究にも合致する事になつた」――「神道に現れた民族論理」
 1 折口信夫の「神道史の研究」
 2 現行「神道研究」への批判
 3 「古代研究」からの神道史
 4 呪言・みこともち・惟神

断章2 二つの大学の教師として

第六章 昭和三年、大嘗祭の現場から――「大嘗祭の本義」
 1 「大嘗祭の本義」を読み直す
 2 大嘗祭をめぐる神道家の言説
 3 真床襲衾・天皇霊・まれびと神

第七章 折口信夫の「アジア・太平洋戦争」――「国学とは何か」「平田国学の伝統」「招魂の御儀を拝して」
 1 昭和八年の「十人組徒党事件」
 2 二・二六事件から「アラヒトガミ事件」へ
 3 平田篤胤の再評価と「靖国神社」

第八章 神々の「敗北」を超えて――「神道の友人へ」「民族教より人類教へ」「道徳の発生
 1 「神こゝに 敗れたまひぬ」
 2 折口信夫と神社本庁
 3 天子非即神論と「みこともち」
 4 超越神、創造神を求めて
 5 「神学的神話」と「宗教的自覚者」

断章3 食道楽

終 章 「もっとも苦しき たたかひに……」

参考・引用文献・資料
あとがき
折口信夫年譜
折口信夫引用著作索引
事項索引
人名索引

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