人文系、社会科学系などの垣根を越え、読書人のための知の道しるべをめざす雑誌『ミネルヴァ通信「究」』。河合俊雄、西谷公明、吉村典久ほか充実の連載陣。
書物逍遙
わたしは廃刊男(本川達雄)
こころの最前線と古層(二九)
現代の夢と異界(河合俊雄)
ユーラシア・ダイナミズム(二二)
ロシアと中国、戦略的連携(西谷公明)
現代社会をみる論理(一〇)
権利とアーケオロジー⑵(中島啓勝)
子育ての自然誌(一〇)
アロ・マザリングへの注目(高田 明)
予防の倫理学(五)
高齢運転者の規制を考える(児玉 聡)
声の言葉と手の言葉(一九)
コトバの理解に必要な要素(菊澤律子)
虫たちの日本中世史(二八)
蜻蛉釣りと蜻蛉の玩具(植木朝子)
「スポーツの神様」岡部平太の満洲時代⑶(高嶋 航)
人と人が繫げた日米関係(五一)
日米関係に走る亀裂⑵(簑原俊洋)
京の美味・雅味・情味(四)
年のはじまりのにおい(鈴鹿可奈子)
ミネルヴァ日本評伝選「自著を語る」
日本型民主主義としての田中政治(新川敏光 )
「スピンオフ」の経営学(七)
独力で切り拓いたフィルム事業への進出(吉村典久)
社会学の古典を読む(二八)
「風景」の誕生とナショナリズムの関係を考える(毛利嘉孝)
本をめぐる声
図書館が持つ力を信じて(株式会社図書館流通センター 松村幹彦)
京都再発見
帚(桔梗利 内藤商店)
■編集後記 ■ミネルヴァ書房2019年1月 新刊案内
■表紙作品/石川九楊「鉛筆痕(えんぴつこん)2019.1」