教育課程
[ここがポイント]
◎ 新学習指導要領及び最新の教育法規を踏まえて解説
◎ 教職課程コアカリキュラムの「教育課程の意義及び編成の方法(カリキュラム・マネジメントを含む。)」に準拠
◎ 教職を目指す学生および現職の教師に必携のテキスト
はじめに
第1章 教育課程とカリキュラム
1 教育課程とは
2 カリキュラムとは
3 教育課程づくりとカリキュラムづくり
第2章 カリキュラムの類型論
1 教科カリキュラムとその展開
2 経験カリキュラムとその展開
3 日本における教育課程の基本構造
4 教科・領域の再編例
第3章 教育課程と学習指導要領
1 学習指導要領の意義
2 新学習指導要領の概要
3 各学校における教育課程編成
第4章 教育課程行政の基礎知識
1 教育課程行政の全体像
2 教育行政機関の役割と相互関係
3 学校の教育課程の展開を支える条件整備をめぐる諸制度
第5章 教科書と学習指導要領
1 教科書制度の概要
2 教科書検定のしくみ
3 道徳科の教科書の誕生
4 教科書検定のこれから
第6章 総合的な学習の時間の成果と課題
1 総合的な学習の時間の背景と変遷
2 総合的な学習の時間の特徴
3 標準時数・単位数と実施上の例外・代替措置
4 実践事例
5 実践に向けて
第7章 小学校外国語教育の展望
1 小学校への外国語導入の経緯
2 「総合的な学習の時間」としての部分的導入
3 「外国語活動」の必修化——「総合的な学習の時間」から「領域」へ
4 「外国語科」の必修化——「領域」から「教科」へ
第8章 カリキュラム・マネジメントの理解
1 教育課程とカリキュラムとの違い
2 カリキュラム・マネジメント登場の背景
3 学習指導要領等にみるカリキュラム・マネジメント
4 カリキュラム評価とは
5 なぜカリキュラムを評価するのか
6 カリキュラム評価の方法
第9章 高等学校の多様な教育課程
1 高等学校における教育課程の前提としての「単位制」
2 高等学校における3種類の「課程」
3 高等学校における3種類の「学科」
4 新しいタイプの高等学校
5 高等学校の多様な教育課程を支える制度
第10章 学習指導要領の変遷(1)——戦後復興からゆとり路線まで
1 試案・学習指導要領に基づく民主的な教育の模索——経験主義の時代
2 学習指導要領の告示化と系統性の重視
3 高度経済成長下における「教育の現代化」
4 「ゆとり」路線への転換
第11章 学習指導要領の変遷(2)——グローバル化と学力観の転換
1 生涯学習社会の到来と新学力観の提示
2 基礎・基本重視の「生きる力」育成とその批判
3 グローバルな知識基盤社会における「確かな学力」
4 「資質・能力」育成のいっそうの重視へ
第12章 教育課程をめぐる今日の動向(1)——教育課程の研究校制度
1 日本における教育課程の開発と研究とは
2 代表的な教育課程の研究制度(1)——研究開発学校制度
3 代表的な教育課程の研究制度(2)——教育課程特例校制度
4 教育課程の開発研究の成果から学ぶ
第13章 教育課程をめぐる今日の動向(2)——多文化共生
1 今日の学校が抱える課題——外国につながりのある子どもをめぐって
2 外国につながりのある子どもをめぐる教育課程
3 多文化共生を目指す教育課程——大阪市立御幸森小学校の実践を中心に
4 多文化共生を目指す教育の実現に向けて——教育課程の現状と課題
付 録(学校教育法(抄)/学校教育法施行規則(抄)/地方教育行政の組織及び運営に関する法律(抄)/小学校学習指導要領総則)
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