新しい時代の生徒指導・キャリア教育
[ここがポイント]
◎ 主体的・対話的で深い学びをサポートする
◎ 考察や批判的思考をもって社会(児童生徒・学校)の実態に即して考える
第1章 生徒指導の基礎理解と学修の視点──生徒指導の理解と実践力を高める学修を進めるに当たって
1 生徒指導に関する学修内容と指導の視点
2 生徒指導に向けた学修内容
3 生徒指導の理解と実践に向けた学修
4 生徒指導の内容と今日的課題
5 生徒指導に関して教員に求められる力量
第2章 学校教育における生徒指導の教育的位置づけと意義
1 教育法規等における生徒指導の教育的位置づけ
2 教育課程内外における生徒指導の教育的位置づけ
3 学校経営における生徒指導の教育的位置づけ
4 発達支援からの生徒指導の方向性とその意義
5 生徒指導の授業化における教育的意義
第3章 子どもの変化とその理解
1 社会の変化にみる子どもの変容
2 人間関係のもつれがもたらす課題
3 真に子どもを理解するということ
4 いじめ問題を未然に予防するために
5 子どもの発達を見据えた指導の連続性
第4章 学校の組織と生徒指導体制
1 チームによる生徒指導体制
2 生徒指導体制の確立
3 組織的な教育相談
4 関係機関との連携
5 家庭との連携
第5章 学校制度・段階と生徒指導の方法
1 日本の学校制度
2 生徒指導の概念と機能
3 児童期から青年期の発達と思春期
4 発達の段階に応じた生徒指導の方法
5 関係機関や専門家等と連携したチームとしての学校で行う生徒指導
第6章 問題行動の予防・対応・開発的指導
1 問題行動の「問題」をめぐって
2 生徒指導上問題となる行動とその「問題性」(いじめの場合)
3 開発的な生徒指導
4 予防的な生徒指導と問題行動の未然防止
5 生徒指導におけるチーム指導
第7章 生徒指導と教師に求められる指導力
1 カウンセリング感覚のある教師
2 子どもの問題に向き合う教師
3 学級担任が行う生徒指導
4 「先生」自らが成長する
5 職層に求められる生徒指導への対応
第8章 新たな時代と生徒指導への教育的意義と期待
1 新たな時代の教育の方向性と生徒指導の教育的意義とその期待
2 生徒指導の今日的な課題とその背景
3 生徒指導の今日的な問題行動等への対応①
4 生徒指導の今日的な問題行動等への対応②
5 新たな時代の生徒指導の工夫と指導体制の整備
第9章 進路指導・キャリア教育の基礎理解と学修の視点──進路指導・キャリア教育の学修を進めるに当たって
1 進路指導・キャリア教育に関する学修内容と指導の視点
2 進路指導の理念と性格
3 進路指導上の課題の変遷
4 キャリア教育の導入と捉え方
5 キャリア教育を推進する教員としての自覚と責任
第10章 進路指導・キャリア教育の理念と基礎理論
1 パーソンズの特性・因子論
2 ホランドの職業的パーソナリティ理論
3 スーパーのキャリア発達理論
4 バンデューラのキャリア自己効力感
5 クランボルツのプランド・ハプンスタンス理論
第11章 子どもの発達と進路指導・キャリア教育の充実──各校種の進路指導の実際
1 発達心理学における発達段階と学説
2 キャリア発達と進路指導・キャリア教育活動実践上の観点
3 小学校段階のキャリア発達とキャリア教育活動実践上の観点
4 中学校段階のキャリア発達と進路指導・キャリア教育活動実践上の観点
5 高等学校段階のキャリア発達と進路指導・キャリア教育活動実践上の観点
第12章 社会に生きる子どものキャリア形成(進路指導・キャリア教育)
1 新学習指導要領におけるキャリア形成の視点
2 すべての教育活動を通して行うキャリア形成
3 キャリア形成のための中核となる時間
4 一人一人のキャリア形成と自己実現
5 「見通しを立て,振り返る」活動
6 キャリア形成に向けた課題(小中高の連携・接続の必要性)
索 引