人文系、社会科学系などの垣根を越え、読書人のための知の道しるべをめざす雑誌『ミネルヴァ通信「究」』。河合俊雄、笠谷和比古、吉村典久ほか充実の連載陣。
書物逍遙
リュックに本が入らない(藤原辰史)
こころの最前線と古層(三八)
死の逆説と小さな物語(河合俊雄)
沖縄県財政に対する誤解を糺す⑸(池宮城秀正)
現代社会をみる論理(一九)
倫理とトートロジー⑴(中島啓勝)
子育ての自然誌(一九)
「文化学習」再考(高田 明)
予防の倫理学(一四)
HPVワクチンについて考える(児玉 聡)
声の言葉と手の言葉(二八)
ソースコミュニティー還元(菊澤律子)
虫たちの日本中世史(三七)
蜘蛛の芸能(植木朝子)
ロンドン時代のマルクス⑶(林田治男)
近世の幕府と朝廷(二四)
禁裏の造営(笠谷和比古)
京の美味・雅味・情味(一三)
お酢が足りていませんね(鈴鹿可奈子)
ミネルヴァ日本評伝選「自著を語る」
小早川隆景・秀秋の虚像と実像(光成準治)
「スピンオフ」の経営学(一六)
「対立」と「妥協」のなかでの船出(吉村典久)
社会学の古典を読む(三一)
監獄化する社会の時代に「獄中の思想」を読む(毛利嘉孝)
本をめぐる声
極私的棚作り(MARUZEN&ジュンク堂書店 日野雅文)
京都再発見
花かんざし(金竹堂)
■編集後記 ■ミネルヴァ書房2019年10月 新刊案内
■表紙作品/石川九楊「刻痕(ほりあと)2019.10」