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定家『明月記』の物語 書き留められた中世

定家『明月記』の物語

地上の激動から天空のオーロラ観察まで、読解に半生をかけた著者による『明月記』案内

著者 稲村 榮一
ジャンル 日本史
文学・言語
出版年月日 2019年11月30日
ISBN 9784623083275
判型・ページ数 4-6・344ページ
定価 定価5,280円(本体4,800円+税)
在庫 在庫あり
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  • 内容説明
  • 目次
藤原定家の記した『明月記』は56年にわたる克明な記録であり、歴史的価値の高いものであるが、難解な漢文で書かれており理解は容易でなかった。本書では『明月記』に平易な解説がほどこされており、誰もが『明月記』をとおして中世の世相や風俗を知ることができるよう配慮されている。


[ここがポイント]
◎ 難解な漢文日記を扱った数少ない一般書
◎ 『明月記』に本格的な注釈を施した第一人者による解説書
はしがき
序 『明月記』転変八百年
1 俊成の五条京極亭焼亡——洛中の火災頻々
2 俊成と子女たち——一夫多妻時代
3 世界が驚いた天文記録——大流星・超新星
4 紅旗征戎は吾が事にあらず——乱逆の軽視
5 高倉院崩御——末代の賢王を慕う
6 剛毅の女房の生涯——健御前の『たまきはる』
7 九条家四代に仕える——浮沈を共にする主家
8 定家の家族と居宅——西園寺家との縁組
9 荘園経営の苦労——横領・地頭・経済生活
10 式子内親王と定家——「定家葛」の伝説を生む
11 後鳥羽院と定家——緊張した君臣関係
12 熊野御幸に供奉——山岳重畳、心身無きがごとし
13 官位昇進に奔走——追従・賄賂・買官・婚姻
14 日記は故実・作法の記録——殿上人の日々
15 禁忌・習俗——穢を忌む
16 南都・北嶺——紛争止まぬ武闘集団
17 救いを求めて——専修念仏・反念仏・造仏・写経
18 「至孝の子」為家——後鳥羽院の寵・承久の乱前夜
19 承久の乱——「武者の世」成る
20 文界に重きをなす——古典書写・新勅撰集
21 群盗横行の世——天寿を全うしがたきか
22 京洛の衰微——焼亡ありて造営を聞かず・豪商
23 寛喜の大飢饉——路頭の死骸数を知らず
24 定家の身辺事——病気・保養・楽しみごと
25 世事談拾遺——定家の説話文学
明月記抄——定家年齢譜
参考文献
あとがき
人名・事項索引

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