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多様な私たちがともに暮らす地域 障がい者・高齢者・子ども・大学

多様な私たちがともに暮らす地域

当事者の視点から見える地平に光を当てながら、障がい・世代・孤立を越えた新しい地域の在り方を実践で紹介

著者 松田 美枝 編著
ジャンル 教育
社会福祉
社会
シリーズ 社会 > 京都文教大学地域協働研究シリーズ 2
出版年月日 2020年01月20日
ISBN 9784623087600
判型・ページ数 A5・248ページ
定価 定価2,640円(本体2,400円+税)
在庫 在庫あり
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  • 内容説明
  • 目次
さまざまな「生きづらさ」から誰もがつながる
当事者の視点から見える地平に光を当てながら、障がい・世代・孤立を越えた新しい地域の在り方を実践で紹介


障がいや認知症、精神疾患、自死遺族、居場所のない子どもとその親たち――。本書は、大学教職員が地域に入り込み、生きづらさを抱えながら地域で暮らす当事者と対等な視点に立って、新しい地域のあり方を模索してきた4年間の実践報告。京都文教大学がポストモダン時代の地域のあり方を考え、地域住民や学生と一緒に取り組んだ、文部科学省の知(地)の拠点事業(=大学COC事業)の集大成でもある。

[ここがポイント]
◎ 生きづらさを抱える多様な当事者たちの目線を取り入れながら、誰もが地域でつながる実践を紹介。
◎ 多様性を尊重した新しい地域の在り方のパラダイムを提示する
叢書刊行にあたって
はじめに――「当事者目線」と大学の協働から広がる地域づくり

 
 第Ⅰ部 障がい者からみた参加しやすい大学づくり・まちづくり
 
第1章 障がい者との交流事業

第2章 障がい者「あるある」現象
 1 障がいや病を身近に考える「脱力系フェスタ」
 2 「脱力系フェスタ」とALIZE(中村周平:NPO法人ALIZE代表)
 3 線引きの上に成り立つ関係

第3章 障がい当事者が継続参加する学内実習授業
 1 内容と経過
 2 効果と課題
 3 今後に向けて

第4章 障がい当事者が参画する教育研修
 1 障がい平等研修
 2 環境改善の促進者
 3 アカデミック・ユーザー

第5章 障がい当事者が参画する防災活動
 1 向島ニュータウンと災害
 2 障がい当事者が参画する災害準備のためのワークショップ
 3 障がい当事者がモデル事例になることの意味付け

 
 第Ⅱ部 高齢者からみた参加しやすいまちづくり
 
第6章 「認知症の人にやさしいまち・うじ」の実現に向けて
 1 認知症とともに生きる時代
 2 認知症当事者の声を聴き取る方法
 3 認知症当事者を中心とした活動
 4 認知症にやさしいまちの実現に向けて

第7章 地域におけるアートと福祉――ちんどんアクティビティーをとおして
 1 ちんどんセラピーの誕生――音楽・笑い・踊りの3要素
 2 文教ちんどんタイ
 3 五感を高めるちんどんセラピー――総合的アートとして
 4 ちんどんアクティビティー
 5 アートと福祉――障がい者・音楽・地域
 6 集まりたくなる場所――居場所
 
 第Ⅲ部 全ての子どもに居場所のある地域づくり
 

第8章 子ども食堂から地域共生社会を考える――地元の大学にできること
 1 子ども食堂への関心の高まり
 2 子どもの貧困と子ども食堂
 3 「Reos槇島」という場(林 義彦:一般社団法人マキシマネットワーク代表)
 4 「つなぐ」という場(林 友樹:NPO法人すまいるりんく理事長)
 5 地域共生社会の模索

第9章 地域に根ざした子育て支援活動をめざして――ママさんサポーター活動の実践
 1 歯止めのかからない少子化とその対策――周りに子どもがいない⁉
 2 「ママさんサポーター」とは
 3 地域に根ざした活動

 
 第Ⅳ部 特別なケアの必要な人が求める地域づくり
 
第10章 少子高齢化社会のなかのケアラー
 1 高齢障がい者数
 2 「老障介護」と「障老介護」,「老老介護」と「認認介護」
 3 障がい児のきょうだいへの関心
 4 ヤングケアラーへの関心
 5 子どもと障がいへの固定概念のなかで――コーダの研究
 6 教育現場とヤングケアラー
 7 誰もがケアラーになりうる

第11章 アディクションからコネクションへ――薬物依存者は刑務所や病院より地域で回復する
 1 薬物依存からの回復施設が近くにできるとしたら?
 2 依存症(嗜癖,アディクション)とは?
 3 ダルクの実践から見えてきた依存者の回復の姿(加藤武士:木津川ダルク代表)
 4 依存からの回復と地域社会――回復の場所と時間,そして仲間(石塚伸一:龍谷大学教授)
 5 アディクション問題に触れると誰もが生きやすくなる

第12章 家族を自死で亡くすということ――自死遺族からの投げかけ
 1 自死遺族に会ったことがありますか?
 2 わが国の自殺の現状と自殺対策――特に若者について
 3 息子の遺志を継いで生きる(杉山 悟:自死遺族)
 4 研究開発職であり一児の父親であった息子(星になった息子の父:自死遺族)
 5 全国の自死遺族支援・自殺対策に奔走する――「こころのカフェ きょうと」を拠点に(石倉紘子:こころのカフェ きょうと代表)
 6 困難を抱えた人の立場に立てる専門職へ


おわりに――誰もが暮らしやすい地域へ
引用・参照文献
索  引

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