子どもの発達臨床と学校ソーシャルワーク
いじめ・虐待・不登校・非行……子どもたちに 表れるさまざまな「問題」、それは子どもたちのSOSのサインです。そうした「問題」に悩んでいる人々に、小学校から中学校期への発達をたどり、それぞれの時期に特徴的な事例を取り上げながら対応のポイントを示します。子ども一人ひとりに最善の支援をするためには、学校と家庭や援助機関が連携し、さらに協働しつづけるほかありません。子どもたちの発達の視点をふまえて、さらに心理臨床の視点・学校ソーシャルワークの視点と結びついたよりよい援助のありかたを探ります。
1 学校生活のはじまり(小学校低学年)
2 仲間集団の中で(小学校中学年から高学年)
3 大人を見る目、自分を見る目(小学校高学年)
4 子どもから大人へ(中学生)
5 子どもの幸せのための大人たちの協働
あとがき
索 引