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教育原理

教育原理

教育という営みは、いつどのようにして現れ、変遷してきたのか。教育の基本的概念や思想、歴史についてわかりやすく解説する。

著者 汐見 稔幸 監修・編著
奈須 正裕 監修
木村 元 編著
ジャンル テキスト > 教育 > 教育原理
教育
シリーズ 教育 > アクティベート教育学 1
出版年月日 2020年03月30日
ISBN 9784623088133
判型・ページ数 A5・288ページ
定価 定価2,200円(本体2,000円+税)
在庫 在庫あり
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教職課程コアカリキュラムおよび学習指導要領に対応した教職科目テキストシリーズの第一巻。教育という営みは、いつどのようにして現れ、変遷してきたのか。教育の基本的概念や思想、歴史についてわかりやすく解説。各章の冒頭には、主体的、対話的に考え、深い学びにつなげるワークを設けるなど、アクティブに学ぶ工夫が満載。

[ここがポイント]
◎ コアカリキュラム、新学習指導要領に対応した教職科目の最新シリーズ
◎ 各章冒頭に設けたワークを通して主体的、対話的、深い学びへと繋げる
◎ 養成テキストとして使いやすいように、15コマをイメージ

[コアカリキュラム対応表はコチラ

はじめに


 第Ⅰ部 教育とは何か

第1章 教育をどのように捉えるか(木村 元)
 1 教育を構成するカテゴリー
 2 歴史的概念としての教育
 3 日常語としての「教育」の意味
 4 教育の難しさ
 5 制度化された教育:学校の課題

第2章 子ども・家庭・社会――教育の土台をめぐって(汐見稔幸)
 1 教育における「学び」を根本から考え直すということ
 2 人が「育つ」とは:「形成」という考え方
 3 生活のなかでの育ち:家庭・仕事・社会の役割
 4 「主体的・対話的で深い学び」の意義

第3章 公教育の組織化――「教育を受ける権利」を焦点にして(福島賢二)
 1 公教育とは学校教育のこと?
 2 学校教育特有の問題:教育内容決定権を焦点に
 3 近代公教育の理念:コンドルセの思想を手がかりに
 4 近代公教育の理念の現実的展開
 5 義務教育とは何か
 6 教育を受ける権利という視点
 7 公教育の捉え直しとしての夜間中学
 8 公教育とは何か


 第Ⅱ部 教育はどのように捉えられてきたか

第4章 西洋教育思想の源流(神代健彦)
 1 勉強は恋愛に似ている?
 2 「恥ずべき無知」から「不知の自覚」へ
 3 正しい愛の道筋

第5章 宗教と教育(北詰裕子)
 1 ルネサンスの人文主義(ヒューマニズム)
 2 ルネサンスの人間観(1):中世との比較から
 3 ルネサンスの人間観(2):フィチーノ,ピコ
 4 自由意志をめぐる論争:エラスムスとルター
 5 誰もが『聖書』を読むことの意味:ルター
 6 すべての人に:コメニウスの人間観と教育可能性
 7 学校のプラン:人間の生の段階に合わせて
 8 伝統的社会から近代社会への移行期の課題:読み書き教育
 9 すべてのことを:『世界図絵』という書物

第6章 近代教育の思想(室井麗子)
 1 近代の幕開け:社会の「学校教育化」と自然主義教育
 2 「個人」としての人間教育:ルソーの教育思想
 3 学校教育による子どもの救済:ペスタロッチの教育思想と実践
 4 幼児教育の探求:フレーベルの教育思想と実践
 5 子どもをどこで・どのように教育するか:学校教育と公教育
 コラム① ヘルバルトとヘルバルト派教授学――教室の「型」をつくる(藤本和久)

第7章 新教育の思想(上野正道・栗原麗羅)
 1 新教育とは
 2 ヨーロッパの新教育運動
 3 アメリカと日本の新教育運動
 4 新教育運動の現代的意義
 コラム② 自主性を重視したニイルのサマーヒル学園――授業への出席が自由で,規則を話し合いで決める学校(栗原麗羅)
 コラム③ パウロ・フレイレ――生涯学習の一過程としての学習の運動(里見 実)


 第Ⅲ部 学校はどのようにつくられ,存在してきたか

第8章 近代学校の誕生と展開(宮本健市郎)
 1 産業革命と近代学校の誕生:能率と秩序の追求
 2 国家形成と近代学校の誕生:アメリカのナショナリズム
 3 教育の国家管理のはじまり:イギリスにおける出来高払い制
 4 校舎と教室:学級と進級試験の出現
 5 授業と時間割:一斉授業のはじまり
 コラム④ イスラーム地域の近代学校(長谷部圭彦)

第9章 日本における近代以前の人間形成(前田晶子)
 1 学問を通じた社会統治
 2 家経営としての子どもの修学
 3 子どもの生命と身体へのまなざし

第10章 日本型の学校の形成――戦前の展開(木村 元)
 1 近代の学校制度の出発
 2 「日本の学校」の形成:国民の創出
 3 学校制度の確立と新教育
 4 戦時下の教育改革と国民学校

第11章 戦後の学校――その展開と課題(木村 元)
 1 戦後の学校が目指したもの
 2 学校化社会の成立
 3 1990年代以降の学校

第12章 西洋における教育の実践(佐藤隆之)
 1 近代教育実践の源流:旧教育から新教育へ
 2 ヨーロッパ新教育の実践:自由に注目して
 3 アメリカ新教育の実践:デモクラシーに注目して

第13章 日本における教育の実践(大西公恵・後藤 篤)
 1 近代学校における教育方法の特徴:一斉教授の成立と定着
 2 国際的な新教育運動の高まりと「旧教育」批判
 3 自由教育の系譜:「大正自由教育」の諸実践
 4 生活教育の系譜
 5 戦後新教育と生活教育
 コラム⑤ 教科の枠組みの問い直し――奈良女子高等師範学校附属小学校の合科学習(大西公恵)


 第Ⅳ部 現代教育の直面する課題から考える

第14章 資質・能力と学力(松下佳代)
 1 「資質・能力」という言葉
 2 〈新しい能力〉への注目
 3 学力と資質・能力の違い
 4 学力と資質・能力の評価
 5 資質・能力論の意義と課題

第15章 情報化社会の公教育(山本宏樹)
 1 情報化社会の公教育改革
 2 情報化社会における学校教育の困難
 3 未来社会における学校と教師の役割


索  引

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