よくわかる障害者福祉[第7版]
[ここがポイント]
◎ 第6版の制度・統計をアップデート
◎ 2021年春からの新カリキュラム「障害者福祉」と現行カリキュラム「障害者に対する支援と障害者自立支援制度」の両方に対応
◎ 重要なトピックをそれぞれ見開き2ページで説明
◎ 興味のあるページから読める
はじめに
Ⅰ 思想,理念・概念について考える
1 サービス提供者中心からサービス利用者中心への転換
2 アドボカシーの意味と方法
3 QOL:サービス評価の新たなものさし
4 インクルージョン:インテグレーションを越えて
5 エンパワメント:パワレスな状態からエンパワーへ
6 機会平等:どうして機会が開かれないのか
7 障害者の人権:蹂躙してきた歴史と反省
8 ノーマライゼーション:障害者福祉を突き動かしてきた思想
9 リハビリテーションの発展と限界
10 自己決定:意義と限界
11 発達・発達保障:意義と課題
12 社会モデル:医学モデルとの葛藤
13 障害者権利条約:条約の趣旨と条約批准
Ⅱ 障害について考える
1 障害は個性か,社会福祉の対象か
2 国際生活機能分類
3 身体障害
4 知的障害
5 発達障害
6 精神障害
7 難病
8 高次脳機能障害
9 重度重複障害,重症心身障害,全身性障害
10 早期発見,障害児スクリーニングの意義と倫理
コラム:全ての住民が手話で話をした島
コラム:制度の谷間とは
Ⅲ 施設論について考える
1 入所施設のなにが問題なのか
2 障害者の理想の村:コロニー,コロニー政策
3 施設化政策,脱施設化政策
4 精神科病院の展開と改革
5 入所施設の実態と今後のあり方
6 就労継続支援事業の実態と今後のあり方
7 障害児支援施設の実態と今後のあり方
Ⅳ 地域生活支援について考える
1 地域生活支援の歩み:障害者総合支援法に至るまでの展開
2 共同作業所の始まりとその後の展開
3 相談支援事業について(その1):ケアマネジメントの多様性
4 相談支援事業について(その2):基本相談・計画相談を中心として
5 相談支援事業について(その3):退院促進・地域移行を中心として
6 更生相談所と障害者総合支援法
7 精神保健福祉センターと障害者総合支援法
8 保健所,市町村保健センターと障害者総合支援法
9 日常生活自立支援事業の考え方とその流れ
10 ホームヘルプサービス:地域生活支援の要
11 グループホームの展開と課題
12 障害児の地域生活を支える事業
13 特別支援学校,統合教育:これまでの論争と今後の課題
Ⅴ 自立生活と就労支援について考える
1 障害者運動の発展と転換点
2 自立生活運動の問いかけたもの:専門職への懐疑
3 自立生活運動,自立生活思想の歴史と展望
4 セルフヘルプグループ:福祉援助へのカウンター
5 ピア・カウンセリングの意味と課題
6 ピープルファースト:知的障害者の自立生活への道
7 社会生活力の理念と実際
8 障害者雇用促進法の展開
9 福祉的就労:福祉支援か就労支援か
10 障害者就業・生活支援センター:就労支援と生活支援をつなぐもの
11 障害者職業センターの意義と役割
12 ジョブコーチの活動と役割
Ⅵ 家族支援について考える
1 障害者個人支援か家族支援か
2 家族会,親の会,きょうだいの会の展開と運動の意味するもの
3 保護者(知的障害,精神障害)規定の意味と課題
4 性教育,結婚支援:障害者問題で無視されてきた深刻な問題
5 レスパイトサービス,ファミリーサポート:家族支援の施策化は可能か
Ⅶ 環境,社会意識について考える
1 障害者への理解は進んだのか,進んでいないのか
2 障害者差別解消法の意義
3 偏見,スティグマ,差別:表面的な啓発活動ではすまない深刻な課題
4 社会的距離:偏見を測定するには
5 施設コンフリクト:なぜ繰り返し全国的に起こるのか
6 ソーシャル・サポート:福祉援助の相対化
7 福祉教育:社会への啓発とその課題
8 ボランティア:その固有な意義と課題
9 バリアフリー法の意義
10 住宅を保障するための取り組み
11 社会参加を促進する事業
12 障害者とスポーツ
Ⅷ 政策・制度,計画づくりについて考える
1 障害者総合支援法への歩みとその概要
2 介護保険制度と障害者福祉制度の関係
3 社会福祉法が障害者福祉に与えた影響
4 障害者基本法:その意義と課題
5 障害者プラン以降の展開
6 障害基礎年金,厚生年金,無年金障害者問題
7 ソーシャルプランニング:計画を評価するには
8 ニーズ調査の意味と限界
9 障害者手帳制度の転換点
10 オンブズパーソン:障害者施設での人権侵害は防止できるのか
11 成年後見制度の概要と課題
さくいん