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経済学史

経済学史

経済の発見から、最先端の経済学まで、思想家の知的格闘を通史で学ぶ、初学者にとって最適のテキスト

著者 小峯 敦
ジャンル テキスト > 経済 > 経済史・経済思想
経済
シリーズ 経済 > MINERVAスタートアップ経済学 3
出版年月日 2021年06月01日
ISBN 9784623090839
判型・ページ数 A5・226ページ
定価 定価2,640円(本体2,400円+税)
在庫 在庫あり
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  • 内容説明
  • 目次
人々の経済にかんしての素朴な問いに答えるべく経済学は発展してきた。その経済学者の知的軌跡に迫るのが、経済学史である。歴史に叡智を学ぶことを念頭に置きつつ、高等学校での学びとの連続性にも配慮した本書は、初学者にとって最適のテキストである。

[ここがポイント]
◎ 古代から現代までの経済学の歴史に登場するテーマ、人物を網羅したコンパクトなテキスト
◎ 高校との接続を意識して、本文の重要語句は用語集や図解で分かりやすく学べる
はしがき
本書の特徴・凡例


 第Ⅰ部 経済学のあけぼの

第1章 経済学史の本質と意義――理論・政策・思想
 1 学問・科学,そして経済学
 2 経済学史の必要性と意義
 3 学説の三位一体
 4 本書の構成

第2章 経済の発見――古代から中世における経済の位置
【プラトン,クセノポン,アリストテレス,トマス・アクィナス】
 1 経済の根源
 2 古代の家政術
 3 中世のスコラ哲学
 4 現代への示唆

第3章 特殊な「近代」の出現――民主主義から資本主義へ
【ホッブズ,ロック,ルソー】
 1 近代の始まり
 2 激変する社会――四段階把握
 3 社会契約説の三巨人
 4 梃子の原理とバブル
 5 経済に関する3つの類型

第4章 スミス以前の経済把握――重商と重農という観点
【ベーコン,ペティ,マン,マンデヴィル,ステュアート,ケネー】
 1 科学精神の夜明け
 2 重商主義における取引の推進
 3 重農主義における自然の秩序
 4 経済の把握から自然の支配へ


 第Ⅱ部 経済学の古典的展開

第5章 経済学の生誕――スミスの利己心と共感
【スミス】
 1 道徳哲学の伝統
 2 『国富論』の市場社会像
 3 『道徳感情論』の市民社会像
 4 経済学の生誕から古典派の誕生へ

第6章 経済論争の時代――マルサスとリカード
【マルサス,リカード】
 1 経済論争の始まりと前提
 2 地金論争と穀物法論争
 3 差額地代説と比較優位説
 4 古典派の発展

第7章 古典派の集大成――J.S.ミルと社会改良
【セー,J.S.ミル】
 1 折衷と刷新
 2 経済学の目的・定義と分配論
 3 定常状態と協同組合
 4 古典派の終焉

第8章 反古典派の潮流――遅れてきたフランス・ドイツ
【シスモンディ,リスト,ロッシャー,シュモラー】
 1 反古典派という潮流
 2 シスモンディとフランスの伝統
 3 リストと関税同盟
 4 歴史学派の重層的展開
 5 批判者の有用性

第9章 社会主義の挑戦――マルクスから現代へ
【マルクス,ヒルファディング,ルクセンブルク,レーニン,ホブソン】
 1 社会主義思想の発展
 2 マルクスの経済学批判
 3 修正主義・帝国主義,そしてプロレタリア独裁
 4 日本における独自のマルクス主義
 5 マルクス思想の教訓


 第Ⅲ部 経済学の現代的展開

第10章 限界革命の同時発生――三都物語
【ジェヴォンズ,ワルラス,メンガー】
 1 新古典派経済学の誕生
 2 ジェヴォンズと「水とダイヤモンド」
 3 ワルラスと一般均衡理論
 4 メンガーと欲望の帰属
 5 現代経済学の出発点

第11章 新古典派の世界展開――英米と中欧・北欧
【マーシャル,ピグー,J.B.クラーク,ヴェブレン,フィッシャー,ベーム-バヴェルク,ヴィーザー,ヴィクセル】
 1 新古典派経済学の拡散
 2 ケンブリッジ学派の興隆
 3 新興国アメリカの多様性
 4 中欧と北欧の展開
 5 新古典派経済学の世界展開

第12章 ケインズ革命――失業と貨幣
【ケインズ】
 1 戦間期の洞察力
 2 ケインズ革命の思想・理論・政策
 3 ケインズの異端的な特徴
 4 文明の可能性を求めて

第13章 孤高の経済学者――経済と隣接領域
【シュンペーター,ハイエク,ガルブレイス,都留重人】
 1 孤高の意味
 2 シュンペーターの新結合
 3 ハイエクの自生的秩序
 4 ガルブレイスの拮抗力
 5 都留重人の科学者の社会的責任
 6 後世への影響

第14章 経済学の現代的発展――精緻化から多様化へ
【サミュエルソン,フリードマン,ルーカス,フォン・ノイマン】
 1 第二次世界大戦後の三画期
 2 1930年代からの理論的発展
 3 現代の新しい分野
 4 異端派の大同団結
 5 他分野とデータ駆動

第15章 経済学の歴史――過去・現在・未来
【シーニア,J.S.ミル,ロビンズ,マーシャル】
 1 経済学的思考とは
 2 経済学の定義と一般のイメージ
 3 主流・傍流の分岐点とペア概念
 4 経済学史の利点と責務


原典注
参考文献
用語集(Glossary)
人名・事項索引

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